みなさん最近Twitterをにぎわせている「じーえふママ」についてご存じでしょうか?
突如としてVTuber界に現れ、視聴者の事を「我が子」と呼び、まるで本当の母親のように振舞う新人バーチャルYouTuberです。
事の発端は先月の5月31日、Ficty所属のじーえふちゃん(@grapefruit_uhr)がエイプリルフールのネタ動画で使ったじーえふちゃんの2Dモデルの「中の人」を募集したことに始まります。
募集フォームには多くの応募が殺到しましたが、大喜利大会になってしまうなどのトラブルもあり当初は合格者は出さないつもりでいたじーえふちゃんでしたが、一転合格者を発表。
これにより誕生した新生「じーえふちゃん」、新たに22歳バツイチ子持ち女子大生という属性を手に入れTwitterにて短い自己紹介動画を投稿。
あらためて自己紹介するわね
これから宜しくネ
pic.twitter.com/bzsKK7sUBJ — じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年5月31日
開幕「我が子~~~!」からの自分のことを「じーえふママ」を呼ぶように強要、将来の夢は「あなたたちに看取ってもらうこと」と若干恐怖を感じてしまう異常なキャラクター性を露呈。
セクシーなママボイスで我が子に無償の愛を注ぐ様子は狂気とも言えます。
圧倒的インパクトの産声動画により、じーえふママの名は瞬く間に広がりTwitterにて話題に。
ちなみにじーえふママは「にじ〇んじ」の浪人組であることも発覚。
モ〇ラ様のオーディションを受け落選。
モ〇ラ様の中がじーえふママになっていたらと思うと震えが止まりません。
また、じーえふママはFictyとは関係なく、完全に個人VTuberとして活動を行う予定とのこと。
当初はそんなじーえふママに対し笑っていた元じーえふちゃんでしたが、そのモンスターぶりに早くも後悔。
とんでもないバケモノを世に出してしまったのかもしれん。
— じーえふ (@grapefruit_uhr) 2018年5月31日
動画を見た視聴者たちからは、「じーえふちゃんとじーえふママが紛らわしい」となぜか元じーえふちゃんにクレームがいく事態に。
また、職場の上司にじーえふママがリプライを返すという地獄絵図も。
職場の上司とじーえふママがこんなリプライしてるの本当に地獄としか言いようがない(おはようございます) pic.twitter.com/ECIDgirth9
— じーえふ (@grapefruit_uhr) 2018年5月31日
自らの手でとんでもない化け物を生み出してしまった元じーえふちゃんは、例えるなら現代のヴィクター・フランケンシュタインといったところでしょうか。
「頼むからバズらないでくれ」という元じーえふちゃんの願いもむなしく、「我が子~~~!」という挨拶が流行り出す始末。
この問題に対処する為に元じーえふちゃんは急遽「じーえふママ対策会議」をcluster.とYouTubeにて開催することに。
空想コード+のてんまちゃん(@tenma_vy)と蟒蛇ミキ(@Omiki_Uwabami)をゲストに招き、真剣に話し合った結果何の成果も得られないどころかコメントにじーえふママが現れるというもはやホラー。
ここから更に元じーえふちゃんのじーえふママへのあたりが強くなっていき、まるで「反抗期の息子」と言われることに。
一方着々とフォロワーと交友関係を深めるじーえふママの姿に心中穏やかではないご様子。
元気いっぱい
な、ンヌグムちゃんが見られて、ママ、とっても嬉しいヨ
また三和商店街行こうネ — じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年6月3日
何でちょっと目を離した隙にンヌグムとイチャイチャしてんの
— じーえふ (@grapefruit_uhr) 2018年6月3日
これまで我が子に対し愛を振りまいてきたじーえふママでしたが、元ダンナと養育費に関して揉めるという出来れば直視したくない内容の動画を投稿。
謎の迫真の演技力を見せ、視聴者もドン引き。
— じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年6月4日
別にお金に困っているというわけではないらしく、高校までは私立でも大丈夫な程の貯蓄はあるとのこと。
大学は奨学金を借りるかもと、我が子の将来をしっかりと考えてくれているようです。
意外にもしっかりとした考えを持っており、シングルマザーであることを苦ともせずにたくましく生きる母親の姿がここにありました。
あなたたちには難しくてまだわからないかもしれない。でも大切なことだから伝えるの。
「うちは貧乏だから」と察してもらうのではなく、親の言葉で家庭の経済状況を伝えたほうがいいと、わたしは考えている。— じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年6月4日
我が子のために我が身を犠牲にするのも疑問に思う。
まずは己の心身が健康であることが第一だと、わたしは信じている。
だから今もこの先も我が子のためになにかを我慢し、犠牲にすることはないだろう。子どものやりたいことを手伝ううえで我慢せざるを得ないことはでてくるだろうが。
— じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年6月4日
自分を愛しているから他人(子)を愛することができる。自分をこの世で1番嫌って他人を愛するのであればそれは依存であろう。
反論もあるだろうが、これは私の考えである。他の方々に押し付ける気は毛頭ない。
これからも、ママはあなたたちに、たっぷりの愛のシャワーを浴びせるワ — じーえふちゃん@Vtuber (@GFchan_nel) 2018年6月4日
そんな立派なじーえふママに徐々に心を開く元じーえふちゃん。
これも一つの愛の形と言えるでしょう。
なんかこんな状態になっちゃって今さらメッチャクチャ言いづらいんですけど、じーえふママの声可愛いんだよな
— じーえふ (@grapefruit_uhr) 2018年6月4日
行き過ぎた母性は時として毒ともなりえますが、我が子に対する母親の愛を与えてくれるじーえふママこそ現代社会に疲れた我々に必要なオアシスとなりえるのではないでしょうか?
ちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが、今日は勇気を出してじーえふママに甘えてみるのも良いかもしれません。
じーえふママTwitter:@GFchan_nel
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCXS_g5Db9SHYg6Won4I13ig/
著者:ゼロ