V-Tuber ZERO

”響木アオの手”を再現。VTuberに「触れる」をテーマとした”Project ToucH”第1弾が開催

株式会社ハローは、VTuberを始めとしたデジタル上のキャラクターと物理的に「触れる」をテーマとした、最先端技術を駆使した産学連携の研究開発 ”Project ToucH” の第一弾を、2020年1月11日(土)に開催しました。

以下プレスリリースより引用。

本プロジェクトでは、VTuber”響木アオ”と「握手」ができる体験イベントを大阪大学中西研究室、京都工芸繊維大学田中助教共同開発のもと開催。一般的な握手の他、VTuberとデートを体験できる演出を用意することでさらにVTuberとの距離感を縮め、満足度の高いイベントとなりました。
体験者の前後に映像を映し、VTuberの手を引いてデートするというシチュエーションにし、「イルミネーション」と「おばけやしき」と「初詣」の3種類が用意されました。

体験者の前後に映像が映し出され、響木アオの手を引きながらデートを楽しむ演出が施された。

この3種類からシチュエーションを選び、ファンは「響木アオ」とのデートを楽しんだ。

本プロジェクトは、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて始動。2019年8月26日に目標金額を大幅に超えた4,584,000円の研究資金が支援されました。


プロジェクトページ

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手の「柔らかさ」や「質感」、「弾力感」、「水分」、「暖かさ」の再現を始め、手の皮に使用するシリコンの薄さ、耐久性など様々な方向から「アオちゃんの手」に適した素材を選定することから始まり、何度も実験を重ねました。

シリコン作製の様子。配合する薬品の種類や量、シリコンの厚みなど緻密な調整が重ねられた。

大阪大学中西研究室、京都工芸繊維大学田中助教が作りあげたロボットハンドは大変精巧に作られており、シリコンゴムを被せると実際に人間と握手しているような感覚になります。握る力も強く、またヒーターが内蔵されており、人の温かさを見事に表現して下さいました。

出来上がったロボットハンドと握手する様子。電動モーターで手を握ることが可能。

響木アオのファンの方々も満足度が高く、未来の可能性を感じる大変素晴らしいイベントとなったと思っております。次元を越え、二次元と三次元の境界線を無くすような表現を目指し、今後も「Project ToucH」を進め、第二弾の準備を進めて参ります。

今回の作製した「握手デバイス」は他のIPに使用することも予定しており、ご興味をお持ち頂けましたらお問い合わせ頂ければ幸いです。演出を含め、最高の体験をお手伝いさせて頂きます。

共同研究
大阪大学中西研究室
京都工芸繊維大学田中助教

■関連リンク

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参考helo Inc. プレスリリース