HTC VIVE
Vive Focus Plusは、VIVEの既存製品であるFOCUSの6DoFヘッドセットにデュアル6DoFコントローラーを付属させて進化させたもの。
これによりユーザーは、PC VRデバイスの使用時と同様のバーチャルリアリティ環境をシームレスな形で体験することが可能に。
加えてこの機能拡張は、開発者にとって物理的なモビリティーの向上と、より自然な使い心地を目指しつつ、既存のPC VR用コンテンツのポーティングをより簡単にするものになるとのこと。
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■HTC NIPPON株式会社の代表取締役社長、児島全克氏は次のように述べています。
「VIVEについては今回のVive Focus Plusの発表が、急速に発展しているVRマーケットにおいて、エンタープライズとコンシューマーの両方に貢献できるものとなり、Vive Focus Plusの上市によって、より深いレベルの没入感、より現実的なトレーニングやシュミレーション、そしてPC VRからスタンドアローン型への容易なポーティングも、リードしていくものになると思っております。」
Vive Focus Plusは、キオスクモードやGazeサポート、遠隔でのモニタリング、複数のヘッドセットを管理するデバイスマネジメントツールなどのプロフェッショナル向け機能を備えており、2019年の第2四半期より世界25か国のwww.vive.com上で販売開始予定。
19言語に対応し、ほとんどのマーケットでは、追加料金なしでエンタープライズ用のライセンスを提供する予定とのこと。
Vive Focus PlusはViveport Infinityに対応。
VIVEPORTではVIVE WAVE Platform上で動作するコンテンツが日々増えており、会員は1か月の利用料金だけで、様々なジャンルのゲームやアプリを体験することが可能。
また、Viveport InfinityはハイエンドPC VRシステムに対応しており、かつVive Focus Plusを含むWAVEに対応したヘッドセットもサポートしています。
サービス開始の4月2日にはメンバー会員は、1つのアカウントで、VR機器のポートフォーリオを利用することができるようになるとのこと。
■革新的なコントローラー
Vive Focus Plus は2つの超音波6DoFコントローラーと共に提供。
アナログトリガーによる対象物のコントロールや、感圧式入力のントラクションにより、より深いレベルの没入体験が可能となります。
それに加え、WAVEプラットフォームとSDKツールのサポートにより、PC VRからVive Focus Plusへのポーティングが比較的簡単となっています。
SimforHealthやImmersive Factoryなど、グローバルカンパニーが既にVive Focus Plusを医療用トレーニングと安全性シュミレーションの目的で導入しており、このオールインワンソリューションはQualcomm® Snapdragon
■Olivier Pierre(Immersive Factoryの創設者,COO)は次のように述べています。
「私たちの労働衛生と安全性への企業努力において、ハザードスポッティングの全ての範囲の、Vive ProからVive Focus Plusへのポーティングが簡単にでき、企業内で広く導入する上での手助けとなった。Vive Focus Plusではフルに動けることで、クライアントを現実に近い環境に入り込ませ、プロセスや手順を覚えるのを助け、行動を改善させた。プロフェッショナルなスタンドアローンヘッドセットは大人数のグループでのトレーニングが必要な世界中の工場において、周辺装備が障害になっていたため、非常に重要である。」
■また、Olivier Gardinetti(SimforHealth,CTO)は次のように述べています。
「ハイエンドのプロセッサーと3K AMOLEDディスプレイを実装したHTC Vive Focus Plusによって、
医療看護用シュミレーター領域において、ケーブルやコンピューターに繋ぐことなく、リアル感と没入感あふれる3D環境が実現され、HCPのトレーニングの成果を向上させることができた。6DOFコントローラーは3DOFコントローラーでは今まで不可能だった医療行為上の特定のインタラクションを改善させることでSimforhealthのシミュレーターがより快適なユーザーエクスペリエンスを提供できるようになった。」
■VIVE @ MWC
VIVEは最新のスタンドアローンヘッドセットVive Focus Plusと新しいVive Pro Eyeを来週からスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressにて展示されます。
パートナーとして展示しているのは、建設現場の安全性や危機管理トレーニング、医療看護シュミレーション、彼らのマルチユーザーコラボレーションツールであるVive Sync、それらに加えて、VRと5Gを使った未来の革新的なデモンストレーションも実施。
VIVEエンタープライズについての詳細は enterprise.vive.comを閲覧ください。
Qualcomm とSnapdragon はQualcommの商標で、米国およびその他の会社で登録されています。Qualcomm とSnapdragon はQualcomm Technologies およびその関連会社の製品です。
■HTC VIVEについて
VIVEはルームスケールVRでかつリアルなインタラクションを実現するために最適化された、今までに類をみないVRプラットフォーム。
テクノロジー業界のゲームチェンジャーとしての高い技術力と業界TOPクラスのコンテンツ提供を約束し、開発者や事業者用製品と同等のVRをコンシューマーに提供し、VIVEはソフトウェアとハードウェアにおいて、最強のエコシステムを作り上げています。
VIVEエコシステムはVR市場で最高のハードウェア技術を中心に、1億ドルのVR及び関連スタートアップ企業への圧倒的推進力のある“VIVE X”、60か国以上で展開される世界初のサブスクリプション型グローバルプラットフォームでかつアプリケーションストアである“VIVEPORT”、コンテンツ開発力と発信力をもった“VIVE Studios”等で形成。
VIVE製品に関しての詳細は www.vive.comをご覧ください。
※HTCとHTCロゴはHTC Corporationの登録商標です。
※その他の社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
■関連リンク
HTC VIVE公式HP
https://www.vive.com/jp/