V-Tuber ZERO

ありふれていながら、全てが新しい。歴史が動いたバーチャル生番組「にじさんじのくじじゅうじ」視聴レポート

10月17日(水)21時より、世界初のテレビ×バーチャルYouTuberによるバーチャル生番組『にじさんじのくじじゅうじ』がスタートしました。

この番組では、若者から圧倒的な人気を誇るバーチャルライバーグループ「にじさんじ」の番組ユニット「Abema7」の7名(月ノ美兎、樋口楓、静凛、える、物述有栖、剣持刀也、家長むぎ)が毎週3Dモデルで出演。

3Dプラットフォーム「バーチャルキャスト」内に作られたスタジオで、ゲーム対決や外ロケなどの様々な企画にチャレンジしていきます。

出演者はもちろん、司会者やカメラマンまでが”バーチャル”なこの番組を見た感想を長々と書いていきます。

にじさんじのくじじゅうじ #1

■”王道”だけど全く新しいバラエティ番組

番組開始直後から感じたのは、圧倒的な”クオリティ”でした。

バーチャルキャスト内で番組専用に作られたセットは、まさにテレビ番組そのもの。

司会者の「タイムマシーン3号」の2人もバーチャルの体で登場し、ワイワイ騒ぎながらのオープニングは古き良きバラエティ番組を彷彿とさせます。

これまでイベントや生放送は現実の会場でスクリーンにが映し出されたVTuberとコミュニケーションを取ることが主流でしたが、「にじくじ」ではスタジオも司会も出演者も、更にはカメラマンまでもがバーチャル。

これを可能にしたバーチャルキャストの凄さはもちろん、テロップや拍手・笑い声、ワイプなどをリアルタイムで投入していくAbemaTVの企画力には驚かされました。

その内容は通常のテレビ番組であればありふれたものなのですが、全てバーチャルで行うというのは”挑戦”以外の何物でもないでしょう。

■衝撃の連続だったVTuberによる外ロケ

これまでおめがシスターズや響木アオなどの人気VTuberたちが外ロケを行ってきましたが、今回番組スタッフを同行させての本格的なロケということで、より現実の世界に密着した”自然な街ロケ”を見ることができました。

・おめシスのリアルロケ動画

・響木アオの街ブラ動画

撮影はipadの中にいる物述有栖をスタッフが持ち歩くという非常にシンプルな方法でしたが、外ロケならではのお店の店員さんとのコミュニケーションは「バーチャルとリアル」の境界線が浮き彫りになっていて面白かったです。

同行するスタッフの個性も良い感じに番組を盛り上げ、あえてVTuberだけを映すのではなく登場人物が”全員主役”になれるような楽しい企画でした。

今後このようなロケが増えてくるのかと思うと非常にワクワクしますね。

個人的に一番好きなシーン

■あっという間の1時間

最初この番組が発表された時は、「にじさんじの人気メンバーが集まって生放送をする。」程度の気持ちだったのですが、実際に視聴してみるとその本気ぶりに衝撃の連続でした。

リアルでやり尽くされた企画をただバーチャルに持ってきただけの番組ではなく、逆にリアルにバーチャルを干渉させていくことで、より新しく・面白いものを生み出す、まさに歴史を変える番組だったと思います。

1時間があっという間に感じられ、次週の放送への期待も高まりました。

まだ見ていない方はAbemaTVにて視聴可能なので次回放送までに視聴しておきましょう。

■番組概要

毎週水曜日 21:00 〜 22:00
AbemaTV ウルトラゲームスチャンネルにて放送

番組配信ページ

■キャスト

月ノ美兎
@MitoTsukino
樋口楓
@HiguchiKaede
静凛
@ShizuRin23
物述有栖
@AliceMononobe
える
@Elu_World
剣持刀也
@rei_Toya_rei
家長むぎ
@ienaga_mugi23

■関連リンク

Abema TV
https://abema.tv/
にじさんじ公式Twitter
https://twitter.com/nijisanji_app