11月18日(日)、クラスター株式会社が運営するバーチャルイベントプラットフォーム「cluster」にて、視聴者参加型大規模VRイベント「リベンジハロウィン in cluster」が開催された。
「リベンジハロウィン in cluster」は、本来2018年10月26日に開催予定だったが、回線トラブルの為中止・延期となっていた。
今回キャストはそのままに、にじさんじのバーチャルライバー「月ノ美兎」「樋口楓」「える」が出演。
一般の参加者と共にハロウィンにちなんだ企画や競技を行った。
今回筆者も一般参加枠で参加してきたので、イベントの様子をレポートしていこうと思う。
関連記事:視聴者参加型大規模VRイベント「リベンジハロウィン in cluster」が11月18日(日)に開催
■ハロウィン衣装の「みかえる」が登場!
今回筆者は初めてclusterのイベントに参加したのだが、まだVRの環境が整っていない為PCブラウザから接続した。
せっかくなのでclusterのPCブラウザのアクセス方法を簡単に記載しておく。
2. cluster公式HPの右上「ログイン/新規登録」から新規登録。作成したアカウントでログイン。
※TwitterまたはFacebookアカウントでもログインは可能。
3. イベント参加の場合は、特設ページの「入室」からイベントルームに入ることができる。
今回初めてイベントに参加するにあたり、Vアイテムリリース記念の「クラスターコイン 600枚」がプレゼントされた。
クラスターコインとは、対応しているイベント内で「Vアイテム」を購入する為のアプリ内通貨。
・Vアイテムについてはこちら。
一般参加者のアバターは、設定していない場合デフォルトのアバターとなる為、特にこだわりが無ければそのまま参加で問題ない。
イベントルームに入る前に注意事項をしっかりと確認し、チェックをつけた状態で「OK」を押して入室しよう。
今回のイベントでは、デフォルトのアバターがハロウィン仕様の「おばけ」となるようだ。
また、入室者多数の場合は自分の姿が見えなくなる(ゴースト状態)らしい。
会場である教室には既に多くの参加者で溢れており、中には見たことがあるVTuberや有名人の姿も。
窓の外にはclusterの公式バーチャル広報である「くらすたーちゃん」もいた。
開始前にざっとイベントルームを見て回ったが、かなり広い。
教室の中、校庭の奥、校舎の上など、いたるところにモニターと視聴者コメント欄を見ることができた。
また、校庭には企画や競技に使われるのであろう委員長やでろーん、えるえるのアイコンが付いたジャングルジムが3つ設置されていた。
イベントの開始時刻の14時になると、教室の前に”みかえる”の3人が現れた。
なんと3人とも色違いでお揃いのハロウィン衣装で登場し、会場の参加者やライブ視聴者を驚かせた。
これまで3人の放送はYouTubeやREALITYなどのプラットフォームで見てきたが、3Dで動く姿を”目の前”で見ることは流石に初めてだったのでかなり興奮した。
会場の参加者も興奮のあまり「拍手」「いいね」などのエモートが飛び交い、さらには「Vアイテム」を投げる者もいた。
■校庭に集まり競技開始!
3人の自己紹介と簡単なイベント企画の説明が終わると、第一種目である『おばけを捕まえろ!ゴーストバスターズ!』を行うため、全員校庭へと誘導された。
本競技では、みかえるの3人が”ゴーストバスターズ”となり、隠れたおばけの参加者たちを捕まえて、その数を競い合うというルール。
捕まったおばけは校庭に設置されたそれぞれの顔アイコンの付いたジャングルジムの中へと収容され、3人には捕まえた数の”かぼちゃポイント”が与えられる。
筆者は人数の関係により3人に見えないので、隠れる必要もなかったのだが、なんだか寂しいので委員長のジャングルジムに入ってみた。
もちろん気づく者は誰一人としていないのだが。
見つかったおばけはそれぞれ3人に名前を呼ばれてジャングルジムへと収容されていった。とても羨ましい光景だ。
次参加する時は絶対に目立つアバターで行くことを決意した瞬間である。
第1種目はでろーんが20人捕まえて圧倒的勝利をおさめた。
筆者は味わえなかったが、ファンと配信者が一緒にイベントを楽しんでいる感が本当によく出ていた。
筆者は味わえなかったが。
続いて、第2競技『DJポリスごっこ』が開始。
この競技では、制限時間内におばけたちが”人文字”を作り、それを3人が当てるというルール。
より早く正解を出した人が多くかぼちゃポイントをゲットできるとのこと。
参加者は声も出せないので、人文字を作るにも意思疎通が出来ないため非常に難しかった。
しかし高い所に移動した3人に見下ろされる感覚、悪くない。
というか真面目にやってたけどどうせ見えないんだった…、もぅマヂ無理…受肉しょ…。
ここでは委員長が見事10ポイントをゲットし、でろーんとポイント数で並んだ。
残す企画は1つ、勝利の行方は最終種目へと持ち込まれた。
■地中から新たなステージの扉が出現!
最終種目の発表を前に、委員長が『地鳴りが聞こえませんか?』と言い始めた。
すると、校庭の隅にある入れなかったエリアの地表がせり上がり、地下への入り口が現れた。
地下への階段を下りていくと、ジャック・オー・ランタンやみかえるのファンアート、そしてハロウィンの飾り付けが施されたパーティー会場が。
ステージに現れた3人に、まずは会場のどこかに隠されている「鈴木」の表札を探せという指令が下された。
一番最初に見つけた者には、なんと”100ポイント”が与えられるとのこと。
これをいち早く見つけ出したのは委員長だった。
これで100ポイントを手に入れた委員長が圧倒的な優位に。
勝負は決したと思われたその時、最終種目『燃やせ!森』のルールが発表。
会場に現れた「森」を、Vアイテムの「花火」を使って燃やすという、もはやにじさんじの定番イベントとなってしまったこのネタ。
しかもえるえるに燃やさせるという鬼畜ぶりに草を禁じ得ない。
しかも、最終種目の勝者に与えられるポイントはなんと「1億かぼちゃポイント」。
インフレってレベルじゃねーぞ!
そして文字通り、最終戦の火蓋が切られた。
めっちゃ燃えてて草。
しかもえるえるの所だけ異常に火力が強くて屋敷が全焼するんじゃないかレベル。
よく見ると中でおばけも燃えてて草どころか森。
えるえるも終始にっこにこだった。
そして「優勝は…?」じゃないんだよ。
えるえるのところだけほぼ完全に消滅してたよ。
そして最下位であるでろーんは”渾身のかぼちゃのモノマネ”と”Twitter名 1日変更”の罰ゲーム決定。
流石に「1st LIVE」の告知を「スーパーかぼっとでろーん」でやってるのは笑った。
この結果に納得がいかない委員長がくらすたーちゃんをステージに呼び出し、「私よりチビを見つけた」などとマウントをとる一幕も。
こうして、尊い森とでろーんのプライドは犠牲となったが、大きなトラブルもなくリベンジハロウィンは無事終了した。
■配信者と視聴者が楽しさを共有できるイベント
初めてclusterのイベントに参加して感じたことは、実際に配信者とコミュニケーションを取りながら一緒に配信を盛り上げている感が強く感じられた。
今回はPCブラウザからの参加だったが、VRで参加していたらさらに楽しめたのだろう。
突然地面から新しいステージが現れたり、みんなで森を燃やしたりと、現実では到底不可能なことが出来てしまうVR空間でのイベント。
今はまだVRがあまり普及していないが、今後このようなイベントが増えればVRやVTuber業界も更なる盛り上がりを見せてくれそうだ。
また、12月2日(日)にホロライブの「ロボ子さん」と「白上フブキ」による視聴者参加型のクイズ大会『初代ポンコツ女王決定戦?!ガチンコクイズBATTLE in cluster』が開催予定。
VR機器がなくても参加は出来るので、こちらも気になった方は試しに参加してみて欲しい。
終わった後にはきっとVRデバイスの購入画面を開いていることだろう。
関連記事:”初代ポンコツ女王”はどっち?「ロボ子さん」vs「白上フブキ」のガチンコクイズBATTLE in clusterが開催決定!
おまけ
■出演者
月ノ美兎
樋口楓
える
■関連リンク
クラスター株式会社
https://corp.cluster.mu/
にじさんじ公式Twitter
https://twitter.com/nijisanji_app
Text by ZERO