ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、ユニティちゃんの新モデルデータ2種を無償公開







マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(本社:東京都中央区、代表:豊田 信夫、以下 当社)は、オリジナルキャラクター・ユニティちゃんの新モデルデータ『サニーサイドアップ ユニティちゃん』を発表し、本日7月10日よりユニティちゃん公式サイトにて無償公開しました。

今回、Unityの最新レンダリングであるHigh Definition Render Pipeline(HDRP)とUniversal Render Pipeline(URP)のそれぞれに対応したモデルデータ2種を公開。また、『ユニティちゃん・トゥーン・シェーダー2(UTS2)』のURP版も同梱されています。

■HDRP版モデルデータは、映画『踊ってミタ』のルックを踏襲したセットアップ

HDRP版モデルデータは、今年3月に公開された映画『踊ってミタ』に出演した時のルックを踏襲したセットアップになっています。

HDRPの標準シェーダーであるLitシェーダーを駆使しながら、単純なフォトリアルとはひと味違ったフィギュアキットのような質感を目指して作られております。特に肌の透け具合をSubSurface Scatteringで表現して質感を得ています。

■URP版モデルデータは、URP版ユニティちゃん・トゥーン・シェーダー2を搭載

URP版モデルデータは、これまで多数の採用実績を持つトゥーンシェーダーであるUTS2のURP版が実装されています。

同シェーダーは従来(Built-inレンダリングパイプライン)のUTS2と同等の機能を有しているため、従来のUTS2を使用したプロジェクトのURPへの移行の参考として使うこともできます。

サニーサイドアップ ユニティちゃん
動作環境:Unity 2019.4以降
配布形態:unitypackageファイル
ライセンス:ユニティちゃんライセンス 2.0
配布先:ユニティちゃん公式サイト

■7月10日発売・雑誌『CGWORLD vol.264』にてユニティちゃん新モデルデータを徹底解説

今回公開した『サニーサイドアップ ユニティちゃん』について、本日7月10日発売の雑誌『CGWORLD vol.264』(ボーンデジタル刊)にて、本モデルデータの作者である当社アーティスト・ntnyが全8ページにわたり解説しています。モデルデータのセットアップの一部紹介だけでなく、それぞれのルックのコンセプトなど作者ならではの視点を織り交ぜて執筆されています。

また同誌では『Unity最新ビジュアル表現』と題した、アーティスト・デザイナー向けのUnity 2020解説特集記事・全26ページ(上記記事含む)も掲載されています。特に、Unity社内で制作された最新のショートムービー『Windup』の解説記事は本邦初公開のものになります。

CGWORLD vol.264(2020年8月号)

発行元:ボーンデジタル
判型:A4ワイド
総ページ数:128
発売日:2020年7月10日
価格:1,540 円(税込)
https://cgworld.jp/magazine/cgw264.html

■ユニティちゃんの新LINEスタンプ『ユニティちゃん 3 踊ってミタ』も発売開始

また『サニーサイドアップ ユニティちゃん』公開を記念し、ユニティちゃんの女優デビュー作である映画『踊ってミタ』とのコラボレーションLINEスタンプ、『ユニティちゃん 3 踊ってミタ』も本日より発売開始しました。

これまでのユニティちゃんLINEスタンプも担当した漫画家・芹沢えののさん執筆による、映画衣装のユニティちゃんをLINEでジャンジャン送信できます。

LINEスタンプ『ユニティちゃん 3 踊ってミタ』

収録スタンプ数:24
デザイン:芹沢えのの
パブリッシャー:ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
発売日:2020年7月10日
価格:120 円(税込)
https://line.me/S/sticker/12069040

映画『踊ってミタ』衣装カラーのユニティちゃんデスクトップフィギュア『ハイドランちゃん(※)デスクトップフィギュア』も絶賛発売中です。同製品はTOKYO MXが運営するオンラインショッピングサイト『TOKYO MXモール』のみで限定販売中です。
※ハイドランちゃんは、ユニティちゃんの映画内の役名です。

ハイドランちゃんデスクトップフィギュア

セット内容:フィギュア1体
サイズ:縦210×横115×高さ70(mm)
素材:ABS、PVC(非フタル酸)
製造国:中国
販売元:東京メトロポリタンテレビジョン
価格:3,980円 (税込)
送料:無料
http://shop.mxtv.jp/category/KYUCHANYA/QC07005200.html

■ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社について

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、リアルタイム3Dコンテンツを作成・運用するための世界有数のプラットフォーム「Unity」の日本国内での販売やサポート、コミュニティ活動、研究開発(R&D)および教育支援などを行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,400人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2019年に20億以上のユニークデバイスで月30億回以上ダウンロードされました。

※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。

参考ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社 プレスリリース