HTC NIPPON株式会社は、アイトラッキング技術搭載のVRデバイス『VIVE Pro Eye』と、プレミアムスタンドアローンVR『VIVE FOCUS PLUS』の国内向け販売を本日6月17日(月)に発表しました。
希望⼩売価格は「VIVE Pro Eye」186,120 円(税抜)、「VIVE FOCUS PLUS」89,750 円(税抜)で、販売開始は2019年6月28日(金)からとなります。
以下プレスリリースより引用。
■「VIVE Pro Eye」について
「VIVE Pro Eye」は、既存の「VIVE Pro」に眼球の動きや焦点をトラックするアイトラッキング技術を搭載し、進化させたヘッドマウントディスプレイです。アイトラッキング技術を用いて高精度な視覚トラッキングデータを取得することが可能です。マーケティングデータ分析やトレーニングツールなど、次世代の様々なビジネスシーンやアイディアにご活用頂けます。
■「VIVE Pro Eye」の主な特長
・高精度なアイトラッキング
ヘッドマウントディスプレイに搭載しているIRセンサーが眼の動きを追跡します。アイトラッキング技術はトレーニングツールまたはユーザー分析のツールとしてご活用いただけます。また、アイトラッキング技術はVRアバターとのリアルタイムな連携を行うことが可能です。これにより、会議および共同作業ツールなどのバーチャル環境で、より表現力豊かなアバターの作成を可能にします。
・より深いデータ分析
眼の動きを追跡したデータをもとにユーザーの動きを可視化したヒートマップを作成可能とするなど、アンケートだけでは分かりえないユーザーの意思決定までのプロセスを把握することが可能となります。
・直感的なユーザーエクスペリエンス
視線操作メニューを実装し、視線操作でかつてないほど速く、簡単にポイント、選択、ズームができます。 VRアーケードやロケーションベースのエンターテイメントなどの環境で利便性を高めます。
・効率性と品質の向上
ユーザー視線に基づいてグラフィック解像度を制御し、 GPUのレンダリング負荷を軽減し、画像の品質とパフォーマンスを向上させます。
■「VIVE Focus Plus」について
「VIVE Focus Plus」はスタンドアローン型VR、VIVE FOCUSの進化版となります。ヘッドセットディスプレイをさらに装着し易く改良し、デュアル6DoFコントローラーを付属しました。より直感的な操作とより深いレベルの没入感を実現し、これによりユーザーは、PC VRデバイスの使用時と同等のバーチャルリアリティ環境を手軽に体験できるようになります。また、HTCではPC VRからVIVE Focus PlusへのスムーズなポーティングをサポートするためのWAVEプラットフォームとSDKツールを提供しております。
■「VIVE Focus Plus」の主な特徴
・革新的なコントローラー
「VIVE Focus Plus」には超音波式の6DoFコントローラーが付属されています。アナログトリガーによる対象物のコントロールや、感圧式入力のイントラクションにより、より深いレベルの没入体験が可能です。VR上のナビゲーションや直感的な手の動きによる操作を、より深いレベルの没入感とともに体験できます。感圧式入力のトリガーは、VR空間でのインタラクションやオブジェクトの操作感を高めてくれます。
・進化したVR映像
スタンドアローンデバイスによくありがちな映像への妥協、VIVE Focus Plusには一切ありません。新型レンズがリング効果を低減し、すみずみまで高鮮明な映像を見ることができます。
・長時間利用でも快適
VIVE Focus Plusは、従来のVR製品と比較して、より快 適な装着がしやすいよう改善され、長時間にわたる利用が可能なり、集中した体験ができるよう設計されています。柔らかく、汚れにくい新素材を採用し、頻繁に利用する機会が多いビジネス環境に最適です。
■関連リンク
VIVE日本公式
https://www.vive.com/jp/