最先端VTuber&クリエイターによる『VirtuaREAL.01』リリース記念イベント オフィシャルレポートが公開







1月25日(土)、次世代カルチャーを創るマネジメント事務所「USAGI Production」が、VTuberのオリジナル楽曲のコンピレーションアルバム『VirtuaREAL.01』のリリース記念イベントを渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催した。

総勢12名のVTuberが参加したVirtuaREAL.01では、VTuberの音楽シーンに文脈あるトラックメーカーから今回が初のシーン参戦となるトラックメーカーやアーティストが参加している。VTuberにフォーカスしながらも、幅広いジャンルの音楽を提供し、新たな境地を展開していくのがVirtuaREALというコンピアルバムの特徴だ。

今回リリースされた『VirtuaREAL.01』では、音楽をメインに活動していたり、音楽に限らずマルチな活動をするVTuber、そしてこのアルバムをきっかけに音楽的な側面を現していきたい才能あるVTuber達が多く参加している。今回は、それを彩るクリエイターと最先端のVTuber達が共演した『VirtuaREAL.01』のリリース記念イベント東京公演のレポートをお届けしていこう。

取材・文・編集 / 森山ド・ロ (https://twitter.com/doro0157)
写真 / クロブチ (https://twitter.com/ozizo_midnight)

■VirtuaREAL.01

M1. アイイロメビウス / 犬山たまき
作詞・作曲・編曲 / Jun Kuroda

M2. Just Loving You / 雨ヶ崎笑虹&結目ユイ
作詞 みさつん (ハレトキドキ) / 作曲・編曲 ユウフジシマ (ハレトキドキ)

M3. MASAKARI / 朝ノ瑠璃&朝ノ茜
作詞 tamu / 作曲・編曲 Aiobahn

M4. Chocolate Eclair / X’Flare
作詞・作曲・編曲 / TEMPLIME

M5. Stand Alone Complex feat. 星宮とと / The LASTTRAK
作詞・作曲 エイム a.k.a DJ CalpiS / 作曲・編曲 The LASTTRAK

M6. Break The Distance feat. EMMA HAZY MINAMI / Batsu
作詞・作曲・編曲 / Batsu

M7. DANCE is the answer / 紡音れい
作詞・作曲・編曲 / D.watt (IOSYS)

M8. Starlight / 星乃めあ
作詞・作曲・編曲 / The Herb Shop

M9. トキメキSTEP / 虹乃まほろ
作詞・作曲・編曲 / KAN TAKAHIKO

M10. Pink Gorilla / 天輝おこめ
作詞 天輝おこめ / 作曲・編曲 takashima

■天輝おこめ

開幕登場した天輝おこめは、「盛り上がっていくよー!」の掛け声から人気ボカロ曲『ロキ』のカバーを披露。今か今かと待ちわびた会場の期待に答えるかのように披露されたアッパーチューンに、天輝おこめの歌声と、会場の雄叫びが飛び交う。最高のスタートダッシュを切った後は、12月26日にリリースされたDJ/トラックメーカーであるyuzen氏とのfeaturing曲『Unknown World』を披露し、会場を一気にクラブミュージックが包み込む。ロキの時とはガラッと変わって、天輝おこめの甘い歌声が響き渡り、会場もビートに合わせて頭を振る姿が印象的だった。

スクリーンにゴリラが現れたと思ったら、突如ステージにゴリラが出現。VirtuaREAL.01収録曲『Pink Gorilla』が披露された。USAGI Productionに所属するトラックメーカーのtakashima氏が手掛ける本楽曲は、「ウッホウッホ」「ウッホホ」と遊び心満載で、会場とアーティストの一体感を感じられるステージングを見せてくれた。

天輝おこめは、音楽レーベル「かわいいみゅーじっく」主催している。今後音楽活動をしていく上で「音楽でみんなを楽しませること」という夢を大事にしており、その記念すべき「かわいいみゅーじっく」最初の楽曲『さいごの恋をしよう』を最後に歌い上げた。

1.ロキ
2.Unknown World
3.Pink Gorilla
4.さいごの恋をしよう

■星乃めあ

「いくぞ東京ー!!!!!!!!!」

『God knows…』のイントロと同時に力強い叫び声あげ登場した星乃めあは、パワフルな歌声と持ち前の明るさで、誰もが認める宇宙一可愛いVSinger。星乃めあのステージングは、VTuberという枠に囚われないほどの存在感と、見た目とは裏腹な力強い歌声が特徴的だ。普段はロックやバラードを歌うイメージがあるが、VirtuaREAL.01ではThe Herb Shop氏が手掛けるエレクトロニックミュージックとラップが融合した『Starlight』を披露し、新境地を見せてくれている。新境地とは言っても、星乃めあの伸びやかな歌声が活きるキャッチーなサビが特徴的で、星乃めあが持つかっこいい世界観を魅せながらも、可愛いさをミックスした楽曲だ。

MC終盤、「このメンバーと、この時間、この日でしか作れない思い出を作りましょう!」と、会場を盛り上げる姿が印象的で、歌やMC含めとにかく笑いの絶えない一体感のあるパフォーマンスだった。そして、最後に披露したオリジナル楽曲『Step up Super Star!!』では、歌唱力やステージング以前に、星乃めあの歌への愛がひしひしと伝わり、改めて宇宙一可愛いライブを体感することができた。

1.God knows…
2.Starlight
3.Step up Super Star!!

■KAN TAKAHIKO feat.虹乃まほろ

この日初となるDJパートが始まった。今回DJとして先陣を切ったのは、DJ/音楽プロデューサーとして幅広いミュージックシーンで活躍するKAN TAKAHIKO氏。キズナアイやKMNZ、ヒメヒナやおめシスといったVTuber楽曲をメインに、ボーカロイドなど様々な楽曲を繋いで会場を盛り上げていた。

01.キズナアイ – AI AI AI
02.KMNZ – R U GAME?
03.BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU – ray
04.AZKi – ハートビート
05.YuNi – 透明声彩
06.YuNi – エイリアンエイリアン (YuNi ver.)
07.みきとP – いーあるふぁんくらぶ (Ryu☆ Remix)
08.ヒメヒナ – ヒトガタ
09.御伽原江良 – ♡桃色片想い♡
10.ヒメヒナ – 劣等上等
11.おめがシスターズ – Don’t say “lazy”
12.ミライアカリ – ミライトミライ

KAN TAKAHIKO氏とVirtuaREAL.01タッグを組んだ虹乃まほろが登場。自身をアイドルだと強調しながら収録曲『トキメキSTEP』を開幕で披露した。KAN TAKAHIKO氏が手掛けた本楽曲は、虹乃まほろのアイドルらしい要素を引き出したものになっており、クラブミュージックを軸に、可愛いさとポップな側面が心地いい楽曲だ。

その後は、オリジナル楽曲『何かが起こるまほろミライ』を披露し、新衣装と見せかけたいつものTシャツ姿を披露するという茶番を見せてくれた。最後には『虹のまほう』を歌い上げ、可愛らしいアイドルステップでピンクのペンライトが会場を覆い尽くしていた。

1.トキメキSTEP
2.何かが起こるまほろミライ
3.虹のまほう

■犬山たまき

続いて登場した犬山たまきは、華麗なダンスと甘い歌声で会場をロックする。開幕『ぼくのしーくれっと』でアイドルのようなキレッキレのダンスでパフォーマンスを披露、その後は「やってきたぞ東京ー!!」と気合いの入ったMCで会場を盛り上げていた。

『わんたまでいず☆』『嘘つきシンデレラ』とクオリティの高いパフォーマンスが続いた。アイドルソングのような可愛らしい楽曲から、アップテンポのナンバーまでしっかり歌いこなしており、アーティストとしてのポテンシャルの高さを今回のライブで感じることができた。

最後にはVirtuaREAL.01である『アイイロメビウス』を披露。Jun Kuroda氏が手掛ける本楽曲は、犬山たまきのボーカル力が際立つキャッチーなメロディと、変則的なビートが織り交ぜられたナンバーだ。会場も体を揺らしながら、犬山たまきの歌声に魅了されていた。

1.ぼくのしーくれっと
2.わんたまでいず☆
3.嘘つきシンデレラ
4.アイイロメビウス

■紡音れい

紡音れいの登場と同時に、会場が青のペンライトに包まれた。『バッド・ダンス・ホール』を開幕披露し、軽快なロックナンバーに会場からは大きな歓声があがった。MCでは、「色んな表情するからみんな撮ってね」と、突如撮影会が始まり、SNSへの投稿を促すムーブが起こった。

続いては、アプリゲーム『#コンパス』のテーマソングでもある『クレイジー・ビート』を披露し、「へい!へい!へい!」と会場を煽っていくパフォーマンスに、今日を全力で楽しもうという姿が全面に押し出されていた。

最後に披露したVirtuaREAL.01収録曲『DANCE is the answer』は、紡音れいの新境地を見せられた楽曲と言っても過言ではないだろう。D.watt氏の圧倒的なクラブサウンドを、普段のイメージとは違った、大人っぽさが溢れる紡音れいのボーカルが特徴的だ。音に合わせて飛び跳ねたり、キャッチーなメロディに手拍子が鳴り響いたり、会場全体が音を楽しむ様子が印象的なパフォーマンスだった。

1.バッド・ダンス・ホール
2.クレイジー・ビート
3.DANCE is the answer

■tempura feat.X’Flare

tempura氏のDJは、紡音れいの余韻に浸る空気を、一気に吹き飛ばすようなプレイを見せてくれた。VTuber楽曲からアニソン、ボーカロイドなどと、ノリノリのRemixを怒涛の繋ぎで会場を盛り上げた。なによりもtempura氏自身が1番楽しんで音に乗っている様子が印象深かった。

ろあだんす
恋愛裁判 (feat.初音ミク)
Life is tasty!
God knows…
おちゃめ機能 -Full ver.-
Fam☆Fam☆Time!
HEAVEN’S RAVE
恋は渾沌の隷也
ぶいちゅっばの歌
Irony

X’Flareの登場に会場からは大きな声援が起こった。開幕 TEMPLIMEが手掛けた『Chocolate Eclair』では、可愛いらしい歌声とトラックとの融合が心地良く、「盛り上がってますか?」と少し緊張した様子でファンに問いかけている姿も印象的だった。

VirtuaREAL.01収録曲『Chocolate Eclair』では、可愛いイメージが全面に伝わるパフォーマンスだったが、ここからは、X’Flareのかっこいいボーカルが際立つライブとなった。オリジナル楽曲である『量子的バーチャルノイズ』では、ノリノリのビートに、X’Flareの綺麗な歌声が突き刺さる。会場もそれに答えるように手を大きく振っていた。最後は、X’Flareの代表曲『拡散性マジョリティ』を披露。本楽曲は、X’Flare自身も「みなさん、力の限り、叫んで、踊って、盛り上がっていけますか!?」と、前半戦最高のラストを会場のファンと一緒に飾りたいという気持ちが伝わるパフォーマンスを見せてくれた。

1.Chocolate Eclair
2.量子的バーチャルノイズ
3.拡散性マジョリティ

■雨ヶ崎笑虹&結目ユイ

雨ヶ崎笑虹&結目ユイのコンビは、VirtuaREAL.01で結成されたスペシャルユニットで、マイペースな雨ヶ崎笑虹に、結目ユイが要所要所でツッコミを入れていくMCパートで会場を笑いに包む。「好きな振り付けは?」という結目ユイの質問に、「全部」と即答するMC殺しの回答だったり、タイプの違う2人のイレギュラーなトークも、歌となればいい感じのユニゾンを生み出していた。

ANATAR2.0公式1周年記念楽曲『ハテノハテ』を2人で披露。息のあった振り付けもそうだが、可愛い歌声でアイドルらしい雨ヶ崎笑虹に対し、大人っぽい歌声で歌唱力の高さが光る結目ユイのアンバランスなユニゾンが特徴的なステージだった。

最後には、VirtuaREAL.01収録曲『Just Loving You』を披露。80s~90sポップミュージックのような本楽曲を2人が息のあった振り付けと歌声で見せてくれた。会場も音に合わせて、赤と黄色のペンライトを振っている光景が印象的で、歌の合間にも2人の息のあったトークを織り交ぜるなど、ファンにはたまらないステージングを見せてくれた。

1.ハテノハテ
2.Just Loving You

■ハレトキドキ

続いては、雨ヶ崎笑虹&結目ユイの『Just Loving You』を手掛けたハレトキドキが登場した。トラックメイカーのユウフジシマ(brinq)氏とボーカルみさつんによるユニットハレトキドキは、80s~90sのメロディーに、現代的なサウンドを組み合わせた音楽を発信している。今回VTuberシーンに登場するのは初めてではあるが、ステージに登場すると同時に、会場の熱気はすでに最高潮だった。

brinq氏のトラックに、みさつんの透き通るような歌声がマッチしたステージングに、会場は自然と体が動いてしまう。まるでタイムスリップしてしまったかのような感覚に浸りながら、ブリブリのトラックにおかしくなりそうになりながら必死に音に乗る様子が印象的だった。。『Just Loving You』もそうだが、これからbrinq氏が手掛けるVTuberの楽曲を聞いてみたいと思ったのと同時に、みさつんとVTuberとのコラボにも期待したい、会場全員がそう思ってしまうほどのポテンシャルと可能性を感じたライブだったんではなかろうか。

タッチミー
Get Wild(HARETOKI MIX)
Diving My Heart
traveling(HARETOKI MIX)
テルミー
GET MY LOVE
キスミー

■Aiobahn

朝ノ瑠璃&朝ノ茜の『 MASAKARI』の作曲・編曲を手がけたAiobahn氏は、幅広いジャンルで自然と体が動いてしまうようなプレイを見せてくれた。MashuUpを織り交ぜ、曲を知らない人でも上がってしまうプレイができてしまうのは、圧倒的なセンスと自身の世界観を絶妙に演出しているだからだろう。

■EMMA HAZY MINAMI

VirtuaREAL.01収録曲『Break The Distance』を歌うEMMA HAZY MINAMIは、持ち前の歌唱力と、独特の世界観で、会場を常に唸らせていた。Batsu氏が手がける『Break The Distance』は、メローな雰囲気と、EMMA HAZY MINAMIの甘い声がマッチした楽曲だ。

大阪公演の際は、Batsuとのショーケースだったが、今回は1人での出演。緊張していると言いながらも、1曲目『Break The Distance』を軽快に歌い上げる。EMMA HAZY MINAMIの甘い歌声がフロアに響き渡るのと同時に、会場が自然と体が揺れる。独特の世界観と軽やかなリズムがとにかく気持ちいい。

クールな見た目とは裏腹に、マイペースな口調で会場を笑いに包むEMMA HAZY MINAMIは、曲が流れるのと同時にスイッチが入ったかのように歌い上げる様子が印象的。歌唱力の高さもそうだが、1度聞くと癖になるような楽曲、会場を盛り上げるステージングも最高だった。もっと彼女の歌を聴いていたい、そう思わせるパフォーマンスを見せてくれた。

1.Break The Distance
2.haze
3.metro

■The LASTTRAK

今回『Stand Alone Complex feat. 星宮とと』を手がけたTakachenCo.氏とC.SayidThe氏によるリミキサーユニットLASTTRAKが登場。「今日はアッパーな曲が続いたので、VTuber界隈のいい曲を共有していきたい」と、今日会場に訪れたVTuber好きを唸らせるプレイを見せてくれた。メジャーな曲から、隠れた名曲を織り交ぜながらVTuberづくしのセットリストで本公演のラストスパートに向けて会場を盛り上げた。

1. Leon Rainy
2. 蒼に躊躇う
3. 夏を待ちわびて (Avec Avec Remix)
4. 夏を待ちわびて (The LASTTRAK Remix)
5. Hopeless (Midy Remix)
6. FACE//FACE (The LASTTRAK Remix)
7. sheep in the light (MonoDrum Remix)
8. 秒針を噛む
9. 品川シーサイド (The LASTTRAK Remix)
10. リンクロット (The LASTTRAK Remix)

■星宮とと

VTuberのクラブミュージックシーンで常に最先端を走り続ける星宮ととが満を持して登場した。The LASTTRAKが手がける『Stand Alone Complex』を開幕披露し、一気にフロアをロックすると、今やアンセムとなっている『ネオンライト』を続けて披露。会場からは絶叫するような叫び声が上がった。

彼女のパフォーマンスは、1つのアートのような見せ方で、自己紹介を挟みつつ軽快に進んでいく。音と映像の怒涛の展開に、頭の中のメモリがパンクしてしまいそうになりながら、星宮ととの歌声に魅了される。会場もとにかく音にノリながら、要所要所で声を張り上げていた。今やVTuber界隈に限らず、様々なクラブシーンで注目を集める彼女のパフォーマンスは、2020年も走り続けていくだろう。

1.Stand Alone Complex
2.ネオンライト
3.Housewarming
4.DAMENEKO GABBER
5.純粋
6.Takemeout
7.リンクロット

■朝ノ瑠璃&朝ノ茜

忍者系バーチャルYoutuber「朝ノ姉妹ぷろじぇくと」として活動する朝ノ瑠璃&朝ノ茜は、幅広い活動を行う反面、音楽的な側面も非常に強いVTuberだ。今回VirtuaREAL.01に抜擢されたのは、歌唱力の高さもそうだろうが、音楽にかける情熱の高さも評価されてのことだろう。

朝ノ瑠璃のオリジナル曲『電脳東京華道中』、朝ノ茜のオリジナル曲『忍び忍ばずHigh☆Tension』をそれぞれ姉妹で歌うサプライズ披露し、会場を盛り上げる。そしてVirtuaREAL.01収録曲で、tamu・Aiobahnが楽曲プロデュースを手がけた『MASAKARI』を最後に披露した。

『MASAKARI』はEDM調に、2人の綺麗な歌声が飛び交うかっこいいを詰め込んだような楽曲だ。特にラップパートは、ガラッと雰囲気が変わり、新たな境地を見せてくれている。今回のライブを見て思ったのが、もっと姉妹の歌が聴きたい、2人のオリジナル楽曲をもっと聴きたいと純粋に思ってしまった。幅広い活動を行なっている彼女達だが、2人の歌声はもっと広まっていいはずだ。ライブでの堂々たるパフォーマンス、VirtuaREAL.01をきっかけに新たな境地を見せてくれた2人の活躍に注目したい、と思わせてくれるライブだった。

1.電脳東京華道中
2.忍び忍ばずHigh☆Tension
3.MASAKARI

■tamu

VirtuaREAL.01東京公演のトリを務めるのはVTuberオリジナル楽曲アルバム『VirtuaREAL』シリーズをプロデュースするtamu氏だ。「大変お待たせいたしました!」開幕マイクをとり会場の熱気を煽っていく。DJは実際どういう気持ちでプレイしているのか、選曲をしているのか、会場を最後まで盛り上げたいと気持ちでこれからプレイしていきたいと、ラストスパートに向けて熱い決意表明を行なったtamu氏のプレイは、星乃めあの『Step up Super Star!!』でスタート。シーンのアンセムを織り交ぜながら、VirtuaREAL.01の楽曲を披露していく。この日6時間を超えているとは思えないほどの、会場全体に響き渡るようなシンガロングと熱気が溢れていた。

VTuberを通して、様々なクリエイターが携わり、素晴らしい楽曲を展開していく『VirtuaREAL』の良さは、新たな発見を導いてくれる作品とも言える。普段では見ることのできないジャンルに挑戦するVTuberの新たな一面を見ることができ、アルバムをきっかけに今までの楽曲を聴く人も必ずいるだろう。音楽を通してシーンを広めたいというtamu氏の熱意にアーティストに限らず、会場にいた全員がそれに賛同するかのようにリズムに乗っている姿が印象的だった。今後も私たちに新たな発見を導いてくれる『VirtuaREAL』、『USAGI Production』の動向から目が離せない。

1.Step up Super Star!!
2.トワイライト・ハート
3.twinkle night feat. somunia
4.コンピューターミュージックガール
5.#しゅきしゅきぴっぴ
6.叩ケ 叩ケ 手ェ 叩ケ
7.DOGMA
8.命に嫌われている feat.天輝おこめ (takashima Remix)
9.Starry Regrets
10.DANCE is the answer
11.Girly Cupid
12.Augmentation (feat. Moe Shop)
13.MASAKARI
14.泡沫夢幻 (tamu Remix)
15.BLUE
16.Starlight

■VirtuaREAL.XX -Spin Night-開催

VirtuaREALシリーズ番外編DJイベント「VirtuaREAL.XX -Spin Night-」が2月29日(土)に秋葉原エンタスで開催。

【出演者】
友人A
ミディ with 瀬戸美夜子
tamu
PSYQUI feat. 柚子花
Batsu
BOROWOTA
TAKUYA the bringer
osirasekita
ScreenSaver

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