開拓者と共に駆け抜けたAZKiの集大成 2ndワンマンライブ『A GOODDAY TO DiE』&『INNK EXHiBiTiON』イベントレポート







カバー株式会社が運営するVTuber事務所「ホロライブ」内の音楽レーベル「イノナカミュージック」に所属するバーチャルシンガー「AZKi」による2ndライブ『A GOODDAY TO DiE』および、『INNK EXHiBiTiON』が2019年7月27日(土)、秋葉原エンタスにて開催。

”A GOODDAY TO DiE(死ぬには良い日だ)”と称したこのライブは、AZKiの1stライブ「The Shitest Start(クソみたいな始まり)」に続くAZKiのワンマンライブ第2弾だ。また、「INNK EXHiBiTiON」はAZKiと同じくイノナカミュージックに所属するバーチャルアイドル「星街すいせい」が参加する、初のイノナカミュージック主催のライブイベント。

8カ月連続オリジナル楽曲12曲リリースの挑戦もいよいよ佳境を迎え、1stライブから早2カ月経った今、開拓者と共に前へ前へと走り続けてきたAZKiの”現在地点”をその目で確認する為に筆者は秋葉原へと足を運んだ。

■赤と青の共演、熱狂の『INNK EXHiBiTiON』。

その日は台風6号の影響により各地で花火大会が中止になるなど、前日までニュースを騒がせていたが、奇跡的に熱帯低気圧へと変わり消滅。筆者にとって第二の実家といっても過言ではない程に通い慣れた秋葉原エンタスに到着すると、既に会場いっぱいに溢れる人、人、人。会場にいる半数以上が物販で購入できる黒いライブTシャツを着ており、白い因幡組Tシャツ(ファンメイド)を着ていた筆者は完全に浮いていた。目立たぬように後ろの方でこっそりとコラボドリンクを啜りながら開演を待っていると、「星街すいせい」による会場アナウンスが始まった。会場は若干肌寒さを感じるくらいに冷房が効いていたが、いざ始まると一気に室内の温度が上昇。そしてステージにAZKiと星街すいせいが登場すると、絶叫にも似た歓声の嵐。

まずは星街すいせいパートから開始され、オリジナル曲『comet』が流れ始めた。この曲は星街すいせいがイノナカミュージックに所属する前の昨年11月に公開され、デビューから8カ月の想いが詰まった、バーチャルアイドル・星街すいせいの最高のデビューソングだ。元々のファンはさぞかしグッときたことだろう。

続いてまさかのAZKiのオリジナル曲『リアルメランコリー』と『いのち』のカバーを披露し、更に熱を増すライブ会場。間のMCでは、『いのち』を練習で歌っている時に5回中3回は泣いてしまったというエピソードを語り、本番でも感極まってしまったのか途中で歌声が震え始め、ファンから「がんばれー!」と声援を受けながら最後まで歌う様子に筆者も心打たれた。

ラストはAZKiの1stワンマンライブにてイノナカミュージックが発表された際にも歌ったオリジナル曲『天球、彗星は夜を跨いで』。青のサイリウムで染まった会場に彼女の力強い歌声が響き渡り、初のレーベル主催イベントとは思えぬほど息の合ったコールで一体感溢れる良いステージだった。

続いてAZKiが登場し、1曲目『ハートビート』を披露。まるで頬を撫でるように優しい歌声で、一瞬にして会場の空気はAZKi色に染め上げた。『ハートビート』はVTuberオリジナル楽曲CDアルバム「VirtuaREAL.00」に収録されているKAN TAKAHIKOが手掛けた楽曲。どこか懐かしさを感じさせるムーディーなビートが非常にエモエモだ。

ところで前々から思っていたのだが、AZKiの新衣装、最高過ぎやしないだろうか。「好きなところを10箇所挙げよ」と言われたら100箇所は挙げてしまいそうなほどに性癖に刺さってくる。旧衣装よりも露出は減っているハズなのだが、格段にセクシーさが上がっており、衣装を考えた人間とはうまい酒が飲めそうだな、と常日頃からシンパシーを感じている。特にジャケットを脱ぐところがはちゃめちゃに好きだということをこの場を借りて告白しておこう。

話が逸れてしまったが、デビューから約8カ月でこれだけの数のオーディエンスを沸かせるAZKiはとにかく素晴らしい。続けて、6月30日にリリースされたばかりの『さよならヒーロー』で、ますます大きくなる歓声とサイリウムの振り。「AZKi WHiTE」ももちろん好きだが、自分は断然「AZKi BLaCK」派だ。

MCにて、1stライブから約2カ月経ち、ようやく同じイノナカミュージックの仲間として星街すいせいと一緒にライブが出来るようになったことをとても嬉しそうに話すAZKiの姿に筆者の感情も緩みっぱなしだ。っはーーーーーーーーーー、てぇてぇ。

その後も『Starry Regrets』と『Creating world』を続けて披露。最後には星街すいせいが再び登場し、マクロスFの『トライアングラー』をデュエット・カバー。2人の綺麗な歌声が見事に重なり、最高にエモーショナルを感じながら『INNK EXHiBiTiON』は幕を下ろした。

■『A GOODDAY TO DiE』、でもAZKiは進み続ける。

『INNK EXHiBiTiON』終演から数時間後、同会場にてAZKiの2ndワンマンライブ『A GOODDAY TO DiE』が開催。開場に合わせて再び会場を訪れると、先程よりも更に増えた開拓者の集い。これまでエンタスにはイベントで何度も来ているが、ここまで観客が入っている状況は、初めて見たかもしれない。開演時刻となると、流れ始めた序曲に合わせて一斉に手拍子が起こり、1曲目『さよならヒーロー』がスタートした。

しょっぱなからAZKi BLaCKをぶち込まれ一気にテンションが上がる開拓者たち。続けてMCを挟んからの『I can’t control myself』で、更に熱気を増す会場。そして8カ月連続オリジナル楽曲12曲リリースの締めくくりとなる楽曲『ERROR』も披露され、怒涛のBLaCK3連続。これだからリアルイベントはやめられない。

ここで一旦雰囲気を変え、『リアルメランコリー』『ハートビート』『フェリシア』を披露。先程までのカッコイイ姿とは一転、可愛さ溢れる歌声が会場を包み込んだ。曲が終わるとAZKiは「自らの死」について語るとともに、開拓者たちへの感謝やこれからに向けての意気込みを悩みながらも自分の言葉で真っ直ぐと伝えた。そして会場限定のCDにも収録されていた『いのち』のアコースティックバージョンを披露。

この後『Starry Regrets』と再びBLaCK3曲を歌い、イベントもいよいよ佳境というところで、3rd/ラストエンタスライブ『レペゼンエンタス』、主催対バン企画『LAST V STANDiNG vol.1』の開催、USAGI Productionとイノナカミュージックによる合同音楽フェス『GIGABEATS』への出演が発表。「これからもAZKiに付いて来てくれますか?」というAZKiの問いに大きな歓声で答える開拓者たち。この信頼関係がライブの熱量に直接繋がっているのだろう。

アンコール1曲目が終わり、改めてこの日の感想を話した後、ここで再び「お知らせがあります。」と、初の全国流通かつ1stフルアルバム『without U』のリリースを発表。アルバムには、新曲11曲とREMIX2曲が収録され、今秋11月に発売が予定されている。そして、最後はAZKiが初めて作詞を手がけた『From A to Z』を開拓者たちと共に大合唱。まさしく出演者とファンが一つとなって盛り上がれる最高のステージだった。

3rdワンマンライブ、主催対バン企画、合同音楽フェス出演と、一歩一歩着実に前へと進んでいくAZKiが、次にどんな景色を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ない。

Photo by ayo kajino / Text by zero

■セットリスト

『INNK EXHiBiTiON』

≪星街すいせいパート≫
1.comet
2.リアルメランコリー
3.いのち
4.天球、彗星は夜を跨いで
≪AZKiパート≫
5.ハートビート
6.さよならヒーロー
7.Starry Regrets
8.Creating world
≪デュエット≫
9.トライアングラー(カバー)

『A GOODDAY TO DiE』

1.Overture
2.さよならヒーロー
3.I can’t control myself
4.ERROR
5.リアルメランコリー
6.ハートビート
7.フェリシア
8.いのちアコースティックver
9.Starry Regrets
10.Fake.Fake.Fake
11.シットデイズ
12.ひかりのまち
13.Creating world
14.From A to Z
EN1.Creating world Remix
EN2.From A to Z

■AZKi対バン企画「LAST V STANDiNG vol.1」

▼日時場所
2019/9/21(日)
@秋葉原エンタス

▼出演者
AZKi / 獅子神レオナ

▼チケット
¥4,000(+1Drink)

先行(抽選) 2019/8/1 00:00〜8/5 23:59

一般発売 2019/8/10 10:00〜

■AZKi 3rd/last ENTAS LiVE『レペゼンエンタス』

▼日時場所
2019/9/22(日) OPEN 17:00 / START 17:30
@秋葉原エンタス

▼出演者
AZKi
※ワンマンライブとなります

▼チケット
¥3,000(+1Drink)

先行(抽選) 2019/7/27 20:00〜8/4 23:59

一般発売 2019/8/10 10:00〜

■イノナカミュージック&USAGI Production presents「GIGABEATS」

▼日時場所
2019/9/16(月祝)
@大阪・アメリカ村 CLUB JOULE

▼出演者
AZKi and more

※チケット・共演者等詳細は後日発表予定。

■AZKi

・プロフィール
仮想世界から音楽を通じて一人一人と繋がりたい。
時間や場所、空間を飛び越えて出会うたくさんの愛や
輝いた才能と一緒に、新しい世界を創るために転生した
仮想世界の伴走する歌姫。

2018年12月より8ヶ月連続オリジナル楽曲12曲リリースを挑戦中(2019年6月25日時点で9曲リリース済み)、
ポップさと透明感のある楽曲シリーズ「AZKi WHiTE」
BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE等の楽曲を手がけるSCRAMBLESが全面プロデュース・攻撃的で疾走感のある楽曲シリーズ「AZKi BLaCK」の2軸で楽曲を展開している。

2019年2月14日にはキズナアイ等所属のバーチャルタレントサポートプロジェクトupd8に加入。

2019年5月19日には、VTuberときのそらや白上フブキ等が所属するVTuber事務所「ホロライブ」内の音楽活動に特化したバーチャルアーティストのプロデュース・マネージメントを行う音楽レーベル「イノナカミュージック」に所属を発表。また、同日秋葉原エンタスにて開催されたAZKi初のリアル単独ライブ「The Shitest Start」は完売・大盛況に終幕。

2019年5月26日には、自身のYouTube上で待望の新衣装を発表、この衣装はイラストレーターの焦茶が原案を担当、そしてAZKiの旧衣装を担当した加速サトウがモデリングを担当。モダンかつハイストリートテイストの本衣装は、仮想世界の伴走する歌姫として、更なる一歩を進むAZKiに相応しい仕上がりとなった。

2019年7月27日(土)、秋葉原エンタスにて2nd Live「A GOODDAY TO DiE」をソールドアウトにて終え、2019年9月21日(土)には主催対バン企画「LAST V STANDiNG vol.1」、翌日9月22日(日)3rd/last ENTAS LiVE『レペゼンエンタス』を開催する事を発表。

また、8月3日(日)からは「AZKiの世界を開拓するラジオ」略して「アズラジ」の特別編リアルイベント「アズラジ」MAX!をSPWN@池袋HUMAXシネマズで定期開催決定。

そして、2019年11月には初の全国流通かつ1stフルアルバム『without U』がリリースする事を発表。

2019年7月27日時点で、AZKiのYouTubeのチャンネル登録者数は5万を突破。
近年広がりつつあるバーチャルYouTuberシーン発の音楽アーティストとして、AZKiは注目を集めている。

YouTube

Twitter

note

公式オンラインストア

■星街すいせい

・プロフィール
近年興隆を見せるバーチャルアーティストシーンにおいて、
彗星のごとく出演、音楽活動を軸に活動中のアイドルVTuber。

儚く、エモーショナルな響きを持ちつつ、力強い意志を根底に感じさせる歌声。天性の才能に恵まれた星街すいせいは、2018年11月には作詞・作編曲にボカロP・トラックメイカー*Lunaを招いた1stオリジナルソング「comet」を公開。そして、2019年3月にはデビュー1周年を記念し、作詞・作編曲にキタニタツヤ(sajou no hana)を招いた2ndオリジナルソング「天球、彗星は夜を跨いで」を公開した。

2019年5月19日には、VシンガーAZKIと同タイミングで、VTuberときのそらや白上フブキ等が所属するVTuber事務所「ホロライブ」内の音楽活動に特化したバーチャルアーティストのプロデュース・マネージメントを行う音楽レーベル「イノナカミュージック」に所属を発表。

YouTube

Twitter

■関連リンク

ツラニミズTwitter
https://twitter.com/tsrnmz

関連記事バーチャルシンガーAZKi、開拓者と共に新たな一歩を踏み出した1stワンマンライブ『The Shitest Start』オフィシャルレポートを公開