ドワンゴが提供するVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト(Virtual Cast)」は、2月23日(土)にニコニコ生放送にて行われた大型アップデート発表放送にて、3Dアバターを連携アプリで使用可能にする新サービス『THE SEED ONLINE(ザ・シードオンライン)』の開始を発表。
また、アップデート内容として、バーチャルキャスト内に独自に作成した3Dオブジェクトを持ちこめる「アイテム(VCI)機能」、常設されたスタジオ「公開スタジオ機能」が公開されました。
■THE SEED ONLINE とは
「THE SEED ONLINE(ザ・シードオンライン)」は、VR向け3Dアバターファイルフォーマット「VRM」で作成された3Dキャラクター(人型アバター)および3Dデータ(アイテム、背景など)をアップロードし、各種VRサービスや連携アプリ共通で利用できる流通プラットフォーム。
サービス名称の由来は、人気アニメ『ソードアート・オンライン』作中の「ザ・シード」に感銘を受け、さまざまなVRプラットフォームへ行き来するための基盤として開発されたことによります。
名称の使用にあたり、『ソードアート・オンライン』著者の川原礫先生に許諾を得ているとのこと。
現在は「バーチャルキャスト」およびアプリ「Vタビ」との連携が可能。
今後も連携アプリは続々登場予定です。
■アイテム(VCI)機能とは
VCIとは、独自に作成できるバーチャルキャスト内で使用可能なアイテム。
3Dオブジェクトをアイテムとして持ち込めるだけでなく、自作のスクリプトを設定する事も可能。 スクリプトで使用する言語はLuaです。
スクリプト無しでもアイテムや背景は持ち込めるが、スクリプトを付けると様々なことができるとのこと。
具体的な作り方はバーチャルキャスト公式wikiをご覧ください。
※VCIの使用には「THE SEED ONLINE(α)」のアカウントが必要です。
■公開スタジオ機能とは
これまでは自分でスタジオを作るか、他人のスタジオに凸するしかありませんでしたが、本機能によって今後は常設されたスタジオにて遊ぶことが可能になりました。
常設スタジオへは、凸リストにある「公開スタジオ」から行くことができます。
”隠しリンク”の存在も…?
■関連リンク
バーチャルキャスト公式サイト
https://virtualcast.jp/
バーチャルキャスト公式Twitter
https://twitter.com/virtual_cast