VRコンテンツ企画・制作・開発の株式会社ハシラスは、開発中のVRアトラクション『オルタランド』の最新情報を本日3月25日(月)に公開しました。
「オルタランド」は、ハシラスが開発中の”VRの中のテーマパーク”。
昨年6月の東京ゲームショウ2018にてプレイアブルデモを出展し、多くの方が体験し、好評を博しました。
この度「オルタランド」プロジェクトにコンセプトアーティストとして、イラストレーターのnocras氏を迎え、息を呑むほどに美しく楽しいVR体験実現へ向け商業バージョンを鋭意開発中であることを発表しました。
以下プレスリリースより引用。
目次
■「オルタランド」とは?
オルタランドは、ハシラスが開発中の施設向けVRアトラクションです。約12×7メートルのスペースで20人以上が同時にVR内に入って楽しめる、家庭用のVRではなしえない体験を実現します。
体験形式としてはフリーロームVR(広いスペースを複数人が自由に動き回れるVR)を採用しています。VRの世界に入るとそこはバーチャルなテーマパークになっており、他のプレイヤーらと一緒に園内を歩き回って交流することができます。
VR内に広がる空間は非常に広大です。乗り物に乗ることで、はるか遠方に見える建物や、空中に浮かぶ島などに⾏くことができ、現実のスペースに制約されません。また、オルタランド内には多くのアトラクションが存在し、VRゴーグルを都度付け外しすることなく、VR内でシームレスに楽しむことができます。
■コンセプトアートやアバターデザインをイラストレーターnocras氏が担当
現在開発中のバージョンは、東京ゲームショウ2018出展バージョンからグラフィックやアトラクションを全面刷新。コンセプトアートデザインにはイラストレーター/デザイナーのnocras氏を招き、息を呑むほど美しいVR世界を構築中です。
nocras氏は、オリエンタルテイストでかわいらしいキャラクター、緻密に作り込まれた美術など独自の世界観で注目を集めるアーティストです。自身の描いた世界を3Dで再現した「黄昏ニ眠ル街」をゲームとしてリリースするなど、イラストの枠にとどまらない多才な活動を行なっています。
nocras氏によるコメント
コンセプトアーティスト担当のnocrasと申します。 誰もが没入できるような魅力的な世界観を提案していきたく思っております。 VRコンテンツ向けにコンセプトアートを作成する事は初の試みですので、最終的にどのような物に仕上がるのか自分自身とても楽しみです。
nocras氏Webサイト:
ORBITAL EXPRESS
http://nocras666.tumblr.com/
nocras氏の仕事履歴(一部)
– 三国志大戦TCG カードイラスト(nocras名義)
– WIXOSS カードイラスト(nocras名義)
– Force of Will カードイラスト(nocras名義)
– ファイナルファンタジーXIII-2 CHARACTER MODELING &TEXTURE DESINGNERS(野倉翔悟 名義)
– ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア Background Artist(Shougo Nokura 名義)
– ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド プロダクションアート(野倉翔悟 名義)
– ゼノブレイド2 コンセプトアート(野倉翔悟 名義)
nocras氏によるイラスト
nocras氏制作のゲーム「黄昏ニ眠ル街」スクリーンショット
■緻密なオリエンタルファンタジー世界をVR内に再現
オルタランドでは、nocras氏が建築物やアバターキャラクター、小物など多くのコンセプトアートを担当します。
世界観はnocras氏の真骨頂と言えるオリエンタルファンタジーをモチーフとしており、荘厳でありながら温かみのある建築物の数々や、空中に浮かぶ島々などを、かわいらしいアバターをまとってVRで自由に見て回れるようになります。
ランド内には様々なアイテムが配置されており、自由に手に取って遊ぶことが可能。たとえば自撮り用カメラを使えば友達と一緒にVRで記念撮影を撮り、体験終了後にプリントアウトすることもできます。
複数人で楽しめるゲームや謎解きコンテンツが用意されるほか、ジェットコースターで広い範囲を縦横無尽に駆け巡ったり、巨人になって他のプレイヤーを見下ろしたり、巨大ボスをみんなで撃退したりと、多彩な体験を予定しています。
オルタランド内で遊べるアトラクションの例
– 謎解き脱出ゲーム
– ホラー脱出ゲーム
– 協力ガンシューティング
– 乗り物で世界を散策
– 巨人化して他のプレイヤーと対戦シューティング
– 展望台
– 斬撃アクション
– ジェットコースター
VRヘッドセットとしては「HTC Vive Pro Eye」を採用予定。内蔵されたアイトラッキング機能を用い、ユーザーの視線やまばたきなどをアバターの外見に反映することで、「目」を使ったより高度なユーザー間コミュニケーションが可能となります。
■雑誌「月刊レジャー産業資料」に社長インタビュー掲載
なお、3月25日発売の雑誌「月刊レジャー総合産業資料」にて、ハシラス代表取締役社長の安藤晃弘の3ページにわたるインタビュー記事が掲載されております。オルタランドを中心に今後の施設型VRについて語る内容となっておりますので、ご興味があればぜひご覧ください。
■株式会社ハシラスについて
ハシラスはVRコンテンツ専門の企画・制作・開発会社です。VRによる瑞々しい感動体験を万人に提供することで、人の身体と頭脳を活性化し、それによって人や社会の新たな可能性を実現していくことを目指し、身体感覚を伴う体感ハードウェアを組みあわせた「全身でVR世界に没入できる体験」を実現するVRコンテンツを制作しています。
制作実績としては体感型乗馬レース「Hashilus Race」、魔法の絨毯に乗る「ソロモン・カーペット」、池袋サンシャイン60展望台の「TOKYO弾丸フライト」など43種類のVRアトラクションを開発、19施設に計128台納入しています。
より詳細な製品ラインアップなどは公式Webサイトをご覧ください。
株式会社ハシラスWebサイト
http://bit.ly/2Tp5lAK