デジタルエンターテインメントコンテンツを企画・製作するポリゴンマジック株式会社は、早稲田大学理工学術院 河合隆史教授と共同で制作をした”視覚によって刺激される聴覚体験”を意図したVRコンテンツ『擬音VR - Seeing is Hearing -』を、本日2019年6月20日にYouTubeにて公開しました。
同コンテンツは”見るだけで触感が伝わる”「クロスモーダル(感覚間の相互作用)」を応用したVRやMRの研究で知られる河合教授の着想に基づき制作。
無音のVR空間の中で「ヒュ」「ザー」といった擬音が、風や雨などの天候を模したアクションで表現される様子を、ヘッドセットとノイズキャンセリングヘッドホンを装着して見渡すうちに、聞こえないはずの「音」を感じるという、一種の錯覚現象の生起が意図されています。
本映像はVRヘッドセットに加え、ノイズキャンセリングヘッドホンを装着してお楽しみください。
また、河合教授は、クロスモーダル錯覚の一つであるマガーク効果をラップで楽しむという映像を、双子のラッパーである上鈴木兄弟と共同で制作。
こちらも是非ご視聴ください。
© POLYGON MAGIC INC.
■河合 隆史(早稲田大学理工学術院・教授)
人間工学を専門とし、立体視映像(3D)やVR、超高精細映像(UHD)など、人間と先進映像のインタラクションに関する研究に従事。生体計測による評価研究と同時に、その知見や手法を活用したコンテンツ制作やシステム設計などにも取り組んでいる。スーパーバイザ等で制作に参画した3D映画に、『Moomins and the Comet Chase(フィンランド,2010年公開)』、『映画 怪物くん(日本,2011年公開)』、『STAND BY ME ドラえもん(日本,2014年公開)』ほか。
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