VRoidプロジェクトよりユーザー向け新機能「軽量化モデルの書き出し」、開発者向け「マルチプレイSDK」が2020年春リリース







ピクシブ株式会社は、3Dキャラクター事業「VRoidプロジェクト」より、ユーザー向けの新機能として「軽量化モデルの書き出し」と、開発者向けの新たなマルチプレイSDKを、2020年春にリリースすることを発表しました。

■VRoid Studio新機能「軽量化モデルの書き出し」

VRoidプロジェクトが提供する3Dアバターモデルメイキングツール「VRoid Studio」において、作成したモデルの描画負荷を軽量化した状態でVRMファイル(3Dアバターモデルのデータを扱うためのファイルフォーマット)をエクスポートすることが可能になります。本機能により、アバターユーザーは自身のアバターを用いたさまざまなゲーム・サービスを今まで以上によりかんたんに楽しむことができるようになります。

■VRoid SDK新機能「マルチプレイSDK」

また、VRoid Hubを通してアバターモデルをゲームやサービスに呼び出すことができる開発者向けSDK「VRoid SDK」には、新たに「マルチプレイSDK」機能の追加を予定。これにより、1つのプレイグラウンド上において複数のプレイヤーがそれぞれ自分のアバターを呼び出して操作するサービスやゲームの開発が実現します。本SDKによって、開発者はVRコミュニケーションプラットフォームはもちろん、自分のキャラクターを持ち寄って遊ぶ格闘ゲームのマルチ対戦プレイなどを提供することができます。

■Oculus GO, Oculus Rift, HTC VIVE対応「ambr」とVRoidの連携

また本機能活用の第一弾として、日本初のソーシャルVRサービス「ambr」とVRoid プロジェクトとの連携を2020年春に予定しています。
ambrは現在スタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Go」に対応しており、2020年春の連携時には、PC向けVRヘッドセット「Oculus Rift」「HTC VIVE」への対応を予定しています。
VRoidプロジェクトとambrの連携により、VRデバイスを通して自分の3DアバターでVRの世界にログインし、ユーザー同士でコミュニケーションが楽しめるようになります。

■開発者向け・マルチプレイSDKへのお問い合わせはこちら

ピクシブはVRoidプロジェクトを通じて、誰もが個性豊かな自分のキャラクターを持ち、そのキャラクターを他者とのコミュニケーションや創作活動に活用できる「1人1アバター」の世界の実現を目指しています。今後も、3Dキャラクターを利用したコンテンツをより多くの方に楽しんでいただけるよう、世界各国の開発者の皆さまと協同し、さまざまなサービスを提供してまいります。
VRoid SDK「マルチプレイSDK」の導入による3Dキャラクターの利用にご興味のあるプラットフォーム・ゲーム・サービス開発者の方は、ぜひ下記の窓口よりお問い合わせください。

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■関連リンク

VRoid公式サイト
VRoid公式Twitter
VRoid Hub公式サイト
ambr公式サイト

参考ピクシブ株式会社 プレスリリース