グリーンバック不要で手軽にリアルタイム映像合成が可能な「KeyMaker Lite RS」が提供開始







株式会社エム・ソフト(本社:東京都台東区、代表取締役社長:飯田昌宏)は、どこでも手軽に人物の切り抜きが可能なリアルタイム映像合成システム 「KeyMaker Lite RS」の提供を開始したことを発表しました。

KeyMaker Lite RSは、クロマキーセットなどの特別な設備を使用せずに、映像の中から対象人物を切り抜き、本格的な合成映像を作成することができる映像合成システム 。エンターテインメントのライブ配信、イベントや各種施設のデジタルサイネージ、オンラインでの遠隔授業等、幅広いコンテンツに対応しています。

新型コロナウィルスの影響により急速に拡大している、リモート出演やバーチャルライブ、ウェビナー(Webセミナー)、オンライン授業等に、新しい映像演出による付加価値を提供することのことです。

■KeyMaker Lite RSとは?

KeyMakerは、距離センサーと映像処理技術により、クロマキーセットを使わずに前景・背景の分離と映像合成をリアルタイムに行うシステムです。
今回提供を開始したKeyMaker Lite RSは、センサー付きのカメラを利用することで、上位製品であるKeyMakerよりも軽量・コンパクト化を実現しています。

特長(1) AR演出を実現

撮影中の映像を前景と背景に分離し、間にCGや動画を挿入することで、現実の空間や背景を活かしたAR演出が可能です。

図2:AR演出のイメージ

特長(2) 持ち運び自由

ノート型ワークステーションとセンサー付きカメラ、入出力インターフェースだけのシンプルなシステム構成です。どこにでも持ち運ぶことができます。

図3:最小限のシステム構成

特長(3)グリーンバック不要、すぐに撮影開始

専用スタジオやセットが不要なため、自宅や会議室でも撮影することができます。
またキャリブレーションも不要なため、専門スタッフでなくても、ひとりでセットアップが可能です。

■新時代の映像演出を実現

新型コロナウィルスの影響により、テレビ番組へのリモート出演など、密を避けた演出が求められています。
KeyMaker Lite RSを使用すれば、別の場所で撮影された映像から人物だけを抽出し、別の映像に違和感なく合成することができます。VR/MRデバイスやデジタルサイネージと組み合わせることで、遠くにいる人物がまるで目の前にいるかのような映像表現も可能になります。
KeyMaker Lite RSは新しい時代における映像演出を、最小限のシステム構成で手軽に実現します。

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■関連リンク

エム・ソフトオフィシャルサイト

参考株式会社エム・ソフト プレスリリース