Maya、3Dモデルデータを簡単にVRM出力できるプラグイン『VRM Exporter』を無償公開







株式会社カシカは、3Dアニメーション、モデリング、レンダリングなどが行えるオートデスク社Maya®用のプラグイン『VRM Exporter』を12月20日に無償公開。
VRM Exporterは、オートデスク社のMayaで制作したグラフィックを簡単にVRMファイル形式に変換することが可能です。

これまでVRM形式のモデルデータの作成には任意のDCCツールにて3Dモデルデータを制作した後、別のソフトを経由してファイル変換を行う必要がありましたが、カシカでは、Maya®から直接VRMファイルに変換が出来るプラグインをリリース。
これにより、自身で3Dモデルデータを作成後、エクスポーターを経由することで簡単にVRMファイルに変換し、「cluster」や「VRoid Hub」などの各種アプリケーションにて利用が可能です。

Mayaファイルからワンタッチで変換

VRM ExporterはMITライセンスの下、オープンソースとしてgithubにて公開中。
プラグインのダウンロード方法、機能詳細については下記リンクをご覧ください。

AUTODESK®MAYA®「VRM Exporter」

また、カシカではMayaから簡単にglTF2.0形式のファイルをエクスポートできるプラグイン『glTF Exporter』もリリースしており、それぞれ同社で現在開発中の「Kashika Space」とも連携予定とのこと。

■Kashika Spaceとは

Webベースで3Dグラフィックを表示するビューワーです。URLを共有することでPCやスマートフォンなど、どのデバイスでも3Dグラフィックが表示できるのでアプリ開発などの必要もありません。
また、カシカが独自開発した表示プログラムと、グラフィックのモデルデータ圧縮技術の組み合わせにより大容量の高精細グラフィックでも待機時間なしでスムーズに表示が可能です。
現在はクローズドベータで提供を開始しています。

Kashika Space

VRMとは

■関連リンク

株式会社カシカ
https://kashika.co.jp

参考株式会社カシカ プレスリリース