バーチャルクリエイター集団「VRoadCaster」が新番組に向けたクラウドファンディングを開始

3D空間上で活動するクリエイター集団VRoadCasterは、2021年4月30日（金）21時より、株式会社グリーが運営するファンコミュニティ・プラットフォーム「Fanbeats（ファンビーツ）」にて、新番組に向けたクラウドファンディング「VR界の未来を盛り上げる番組をあなたと創りたい！」の開始を発表しました。

クラウドファンディングページ

■新番組の構想
■バーチャルカルチャーのこれまで
■バーチャルだからできることもカルチャーに
■クラウドファンディング
■VRoadCasterとは
■メンバー
■VRoadCaster関連URL
■VMC（バーチャルモーションキャプチャ）

■新番組の構想

新番組では学園を舞台に、VR関連情報やエンタメ情報を扱うニュースコーナーに加え、ゲストを迎えた架空の部活動を紹介するバラエティコーナーの二構成を企画。全12回の1クールを予定しており、バーチャルの特性を活かした演出と撮影方法で、バーチャルコンテンツの新たな番組モデルを生み出すことを目指します。

■バーチャルカルチャーのこれまで

2018年、 VR元年とも呼ばれたVRソーシャルの興隆の中、VRoadCasterは「今生まれつあるバーチャルカルチャーの半歩先の未来をつくる」ことを目的に結成されました。しかしVtuberの登場を発端に認知を広げたバーチャルカルチャーはゲーム実況やトークといった既存のネットカルチャーと結びつき、バーチャルであることを活かしたコンテンツとしての広がりは控えめな印象で2021年を迎えます。技術的なハードルの高さから制作が避けれてしまうことが原因の一つでもあり、まずはVRoadCasterの制作環境を見直し、バーチャルならではのコンテツを体現していくことが、カルチャーとしての広がりを生み出す礎になるのではないかと考えました。

■バーチャルだからできることもカルチャーに

今回VRoadCasterは番組製作にゲームエンジン「Unreal Engine」を採用し、VMC（バーチャルモーションキャプチャー）開発のあきら氏の協力の元、HTC VIVEやOculusといったモーショントラッキング機器があれば誰でも遠隔で収録に参加できる環境を構築。ゲストの収録への参加を容易にした上で、3D空間を活かした番組を製作から配信まで行います。30日に公開された番組コンセプト映像ではのらきゃっとや猫宮ひなたなど様々なゲストを迎え、学園、e-sportsスタジアム、ライブステージなどを舞台にバーチャルの世界観の広がりと自在な表現を見せています。

コンセプト映像：https://www.youtube.com/channel/UC4NiGZqQQvpvNvwcJsm_EAg

■クラウドファンディング

本クラウドファンディングの目標金額は100万円を予定しており、リターン品には作曲系VTuberミディによるサウンドトラックや、バーチャル埼玉県民春日部つくしによる描き下ろしイラスト壁紙のほか、支援者のオリジナル画像、3Dモデルでの様々な形での番組エキストラ出演プランを容易しています。

またストレッチゴールでは、200万円でオリジナルショートアニメーションの製作や、300万円で番組と連動したバーチャルエキスポイベントを企画しており、VRユーザーとバーチャルタレントが交流する新たな試みを予定しています。

■VRoadCasterとは

技術と熱意をバーチャルリアリティに持ち寄り、3D空間で活動するクリエイター集団。3Dモデラー、作曲家、ゲームｸﾘｴｲﾀｰ、デザイナー、CGアニメーター、動画クリエイター等ほとんどがバーチャルタレントを兼ねながらそれぞれがフリーで活躍するメンバーで結成。「今生まれつつあるバーチャルカルチャーの半歩先の未来をつくる」ことを目的に、2018年よりYouTube等で番組制作を開始。ニュース番組「V-TV」、バラエティ番組「Vさわぎ」、音楽番組「オトラボ」など、制作番組本数鵜は90本、出演ゲストは60人を超える。