バーチャルイベント等で使用可能な”映えるワールド”を運用&効率的なVRイベントを実現するソリューション「Virtual Sites(ヴァーチャルサイツ)」が提供開始







Virtual Sites運営委員会(冬寂、RICNAS、カイブツ、BASSDRUM、アンテナ、thaw 他)は、5月13日(木)にヴァーチャルイベント用の“映えるワールド“を運用し、配信形態や用途にあわせて、カスタマイズやオーダーメイドすることで、ゼロからつくるよりも効率的にイベントを実現できるソリューション「Virtual Sites」(ヴァーチャルサイツ)の提供を開始したことを発表。その第1弾として、アリーナ、ネオ江戸城、学園モチーフのVR空間を公開しました。

Virtual Sites公式HP
https://virtual-sites.com/

■Virtual Sites コンセプト

「Virtual Sites」には 2 つのコンセプトがあります。

コンセプト 1. “映えるワールド”のテンプレートを運用
「Virtual Sites」では、『あらかじめテンプレートとなる“映えるワールド”を用意しておき、イベント内容や配信プラットフォームなど、用途に応じてそれをカスタマイズして使うことで、工数の大きい”ワールドの制作”を効率化』したソリューションを提供します。
(バーチャル空間なので、リアル空間より自由度の高いカスタマイズが可能です。)
※Virtual Sites はプラットフォームではありません。要件ごとのプラットフォームに合わせてモデルなどを調整します。

コンセプト 2. “バーチャルとリアルのノウハウ”を統合したソリューション
「Virtual Sites」は、『バーチャルとリアルのノウハウを統合したソリューション』を提供します。
CG/バーチャルライブの冬寂、テクニカルディレクションの BASSDRUM、アートディレクション・デザインのカイブツ、リアルイベントの制作プロデュースのアンテナ、新たな領域における PR ディレクションをおこなう thaw、統合プロデュースのRICNAS(CLIVER inc.)など、VR ライブ、リアルイベントやライブ双方で多数実績のある企業、スタッフなどが参画しており、さらなる多分野の参画メンバーも募集しています。

一例として、照明卓がバーチャル空間と連動する機能を開発実装されていたり、XR のカメラトラッキングのテクニカルスタッフによって、「リアルアーティストをバーチャルの空間に」「バーチャルアーティストをリアルな空間に」といったソリューションが可能になっていたりと、多分野にまたがるプロジェクトを得意としています。

■Virtual Sites サービス概要

・バーチャルライブ・イベント、XR ライブ・イベント、配信ライブ・イベントの制作およびプロデュ ース
・AR/XR コンテンツの制作・プロデュース
・付帯するプロモーション(動画、グラフィック、PR、出稿メディアなど)の制作およびプロデュース
・技術開発案件のテクニカル・コンテンツ制作 など

Virtual Sites 運営委員会 参画企業

-冬寂
-RICNAS
-カイブツ
-BASSDRUM
-アンテナ
-thaw

■Virtual Sites ワールドイメージ

イメージ1.V.ARENA(Vアリーナ)
コンサートが行われる大型ホールをイメージ。ライブイベント、ゲームイベントなど、用途には無限の可能性があります。

イメージ2. NEO EDO CASTLE(ネオ・江戸城)
大都市江戸のシンボルをオマージュし、古(いにしえ)と未来が融合した空間で、新感覚のパフォーマンスを楽しめる空間となっています。

イメージ3. V.SCHOOL(V学園)
バーチャル空間に学校を再現し、リアルな学校ではできないアオハルなイベントを実施できる空間を再現しております。

※動画イメージ https://youtu.be/KKiISn_uNcw
※配信プラットフォームに合わせて調整が必要になります。

■運営チーム コメント

コロナ禍において、リアルイベントの代替としてのVRイベントや配信ライブの需要がでてきました。
きっかけは、VRライブやイベント案件を手掛けていく中で、コロナ禍以前に実施した幕張メッセでのVTuberライブのことがフラッシュバックしたことでした。

デジタルコンテンツの制作リソースに閉じることなく、リアルなイベントの実施・演出ノウハウを取り入れてリンクさせることで、既存のVRコンテンツとは違うものが作れるのではないか。

リアルなイベントのノウハウと、バーチャルならではの演出をミックスして、“ハイブリッド”なコンテンツを提供していく。
そんなコンセプトで「Virtual Sites」を構想しました。

VRやXRは、インフラやデバイス環境がまだまだ発展途上です。特にバーチャルイベントのような多数の同時接続が必要なコンテンツは本当に初期段階ですが、スマートフォンやSNSが世の中に出始めたころに似た空気を感じています。
ポストコロナになり、リアルイベントが元通り行えるようになった後も、世界中の人が参加者になりえるイベントができるVR、XRコンテンツは、一つの新たなエンターテイメントやコミュニケーションの形として歩んでいくと考えています。

「Virtual Sites」は“オープンに”、様々な分野の方々と一緒になって、VR・XR・ARシーンを盛り上げていきたいと考えております。

■関連リンク

Virtual Sites公式HP