株式会社ハローは、VTuberを始めとしたデジタル上のキャラクターと物理的に”触れる”をテーマとした、最先端技術を駆使した研究開発”Project ToucH” 第一弾企画を大阪大学工学部/大学院工学研究科 中西 英之 准教授協力のもとで行うことを発表しました。
第一弾として、「響木アオと物理的に触れる」を目標にプロジェクトメンバーの募集が8月2日(金)より開始されます。
※8月2日18時より支援が可能となります。
以下プレスリリースより引用。
■“Project ToucH” とは
メインキービジュアル、アートディレクションは、本企画に共感いただいた、イラストレーターのなつめえりさんが担当します。
株式会社ハローは自社VTuberである「響木アオ」のマネジメントを通して、2次元と3次元の垣根を超える表現ができないか模索して参りました。
ライブやファンイベントでは、必ずファンとの写メ会等、リアルなコミュニケーションにこだわってきました。テレビ東京VTuberドラマ「四月一日さん家の」への出演も、そのチャレンジの一つです。
VTuberも一人の人格として認められてきています。ほぼ、一人の人間と変わりません。
ただ、私たちはどうしても越えられない壁が存在することに気づきました。それが、“触れる”ことです。
今まで不可能であった「キャラクターに触れる」を可能にする、それが“Project ToucH”となります。
まずはプロジェクト第一弾の目標を「握手」と設定し、「響木アオ」と握手できる「アオちゃんの手」を製作して参ります。
段階を踏みながら「手」以外の部分でのコミュニケーションを行う事ができるプロダクトを順次製作していく予定です。
また、他企業キャラクターIPとコラボし、響木アオ以外のキャラクターで実現することも考えております。
■製作進行について
プロジェクト第一弾の「握手」で肝となるのは、「握る事ができる手の製作」と「アオちゃんの手の再現」という点になります。
そこで今回、”Project ToucH”は大阪大学 中西 英之 准教授と研究チームにご協力いただきます。中西准教授は「遠隔地の人がまるで同じ部屋にいるかのような、リアルでインタラクティブなコミュニケーションを成立させること。」といった、いわゆるソーシャルテレプレゼンスの研究をされています。
「視覚だけの映像に身体接触という触覚を付加することでソーシャルテレプレゼンスを強化することができるのではないか」という仮説検証では、ビデオ会議の画面にロボットハンドを取り付け、「人の手のような柔らかさと温かさ」を見事に再現し、ロボットハンドによる遠隔握手は相手の存在感を増幅する効果のあることを証明しました。
また、「握る事ができる手の製作」と共に「アオちゃんの手の再現」が成されなければなりません。
手の「柔らかさ」や「質感」、「弾力感」、「水分」、「暖かさ」の再現を始め、手の皮に使用するシリコンの薄さ、耐久性など様々な方向から「アオちゃんの手」に適した素材を選定するために専門家と幾度も議論を交わしております。
■クラウドファンディングについて
今回のクラウドファンディングでは、全てのリターンに「プロジェクトメンバー ID PASS 発行」という枠を作成致しました。メンバー ID PASSを持っている方はプロジェクトメンバーの一員として認められ、プロジェクトメンバー専用会員サイトにログインする事が可能となります。
プロジェクトメンバー専用会員サイトでは、「アオちゃんの手」製作の過程や開発状況の進捗を知る事ができ、プロジェクトの方針決定に関わって頂ける企画もご用意したいと考えております。
また、リターンには「響木アオ “Project ToucH” 記念ライブ」と「”Project ToucH” お披露目握手会」のチケットをご用意しており、「”Project ToucH” お披露目握手会」では完成した「アオちゃんの手」と握手して頂けます。
“Project ToucH”における「握手」はスタートに過ぎません。様々な「触れる」コミュニケーションをプロジェクトメンバーと共に実現していきます。
■関連リンク
響木アオTwitter
https://twitter.com/hibiki_ao
株式会社ハロー
http://helo-helo.com/