インディーゲームサークル「Summertime」は、セルビア・ベオグラードを舞台に“能力者”たちの青春と戦いを描く新作ビジュアルノベル「ベオグラードメトロの子供たち」を日本時間9月11日(金)19時よりSteamにてダウンロード版(Win版)を配信開始することを発表しました。また、BOOTHにてパッケージ版・ダウンロード版(Mac版)の発売も同日予定されています。
「Summertime」は主にビジュアルノベルの制作を行うサークルです。過去作『真昼の暗黒』は、インディゲームコンテスト「ティラノゲームフェス2018」にて、約300作品の中からグランプリを獲得しています。
本作は、セルビアの首都・ベオグラードを舞台に、青春と能力者バトルを描くビジュアルノベルです。
ドット絵調のイラスト・PC-98ライクなビジュアルを特徴として、作中の文章は28万文字以上、想定プレイは10時間以上(1話30分~1時間程度)の長編です。ゲーム中の背景の一部は、作者が実際にセルビアで撮影した写真を加工したものを使用しています。
本作では、文章を読み進めることに加え、ゲームを進めていくと、新聞・手紙・日記…など、当時のベオグラード能力者問題に関連する様々な資料が解放されます。
物語やゲーム内ドキュメントを探り、真実を見つけてください。
また、ゲストクリエイターとして、音楽系VTuberの中でも実力派として知られる「バーチャルねこ(@neko_vtuber)」氏を起用。作中楽曲のうち約半分を担当し、エレクトロニックかつ浮遊感あるサウンドが世界に深みを与えます。
■ストーリー
「真実が、目に見えたためしはありますか。」
――20XX年、旧ユーゴスラビア圏・セルビア。
その片田舎各地で“超能力者”が現れたという報告が入る。
政府は、能力を使用した者を罰する法律を作る。
これにて平和は守られたように思われた。
そして、10年後……
セルビアの首都・ベオグラードに引っ越してきた少年・シズキは、家出をしたところ
施工中止から4年が経ち、廃墟同然となったベオグラード・メトロに迷い込んでしまう。
しかし、そこは社会からはじかれた能力者たちの溜まり場だった。
ベオグラードを牛耳る大企業・ゴールデンドーン社による『能力者狩り』により、
能力者たちは厳しい立場に置かれていた。
シズキは、ゴールデンドーンの令嬢・マリヤと出会い一目惚れ。
極端な男卑女尊の思想を持つ彼女に近づこうとして、女装をすることになる。
超能力者の謎を追うにつれ、彼女に深く入れ込むにつれ、シズキはとある野望を抱く。
バルカンのむせるような夏、
要塞のようなブルータリズム様式の団地がそびえるベオグラード、
忘れ去られた王国のようなメトロが、子供たちを飲み込んでいく……。
■クリエイターコメント
隷蔵庫:
バーチャルねこ:
日常パート部分のBGMは、よりバーチャルねこ音楽らしさを、引き出せたように感じています。BGMも是非、楽しんで聴いて、プレイして頂けると嬉しいです。ねこなのに。
■ゲーム情報
スペック
作品名:「ベオグラードメトロの子供たち」(Children of Belgrade Metro)
ジャンル:ノベルゲーム
対象:暴力的表現・性的表現が一部存在するため、15才以上推奨(Steam上の設定は成人向け指定。※別途、R-18版のパッチも配信予定)。
対応言語:日本語
価格:980円+税(予定)
OS:64bit Microsoft® Windows® 10 / Windows 8.1 / Mac OS X / Mac OS X以降
メモリー:1GB以上 ストレージ:800MB以上
配信
Steam / Booth 2020年9月11日発売予定
※アクセスにはSteamへのログインなどが必要です(参考下記)。https://twitter.com/summertminblue/status/1299287707013660677?s=20
特色
・ドット絵調のイラスト、PC-98ライクなビジュアル。
・文章は28万文字以上、プレイ時間10時間以上の長編。
・新聞・手紙・日記など、作中の資料を紐解くドキュメント機能。
・作中の単語を解説するTIPS機能搭載。
・スチル150枚以上、一部アニメーションも
音楽
ゲーム内の楽曲をVTuber・バーチャルねこ氏が書き下ろし(全曲中、約半分)。
世界に深みを与える浮遊感のあるサウンド。
スタッフ
企画・シナリオ:Summertime(隷蔵庫)
音楽:バーチャルねこ
デバッグ:ばじるちゃん
制作サポート:poroLogue
■関連リンク
・公式サイト:http://summertimeinblue.net/CBM
・公式Twitter:https://twitter.com/summertminblue