河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺優)は、人気作家・山田悠介の最新作『俺の残機を投下します』を2020年7月14日より全国順次発売を発表。本作の刊行にあたり、各分野で活躍するトップクリエーターによる、PVプロジェクトが進行中です。
プロジェクトには、本作をイメージしてカリスマ的ボカロP・カンザキイオリが書き下ろし、大人気Vシンガー・花譜が歌うテーマソング「畢生(ひっせい)よ」を軸に、数々の大ヒットアニメに参加する人気イラストレーター・米山舞が描き下ろしイラストを提供。さらなる参加者も予定しているとのこと。
また、6月1日(月)より特設サイトを公開し、期間限定で物語のプロローグとなるスピンオフ作品「エピソード0」を特別公開中です。(全5篇、8月末までの限定公開)
期間限定!物語のプロローグとなるスピンオフ作品を発売前に特別公開中
『俺の残機を投下します』スピンオフ
「ステージ0 ―十六歳、出会い―」毎週1話更新!(全5話)
■本編あらすじ
2030年、横浜。家族を捨てて、世界一のプロゲーマーを目指す一輝。それでも最近は成績が振るわず、徐々に心も荒んでいく。そんなとき、悩める一輝の前に謎の三人組が現れた。当初、不審に思い避けていた一輝だったが、彼らの命を賭けた切実な想いが、少しずつ一輝の凍った心を溶かしていく。元妻の結衣や一人息子の晴輝との絆を取り戻し、eスポーツワールドカップ・格ゲー部門で奇跡の快進撃を見せるのだが…… そこに待ち受けていた最大の危機。はたして一輝は愛する人たちを守ることができるのか? そして最後に選んだ一輝の答えとは?
■著者プロフィール
山田悠介(やまだ・ゆうすけ)
1981年生まれ。2001年デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーになると、その後『親指さがし』『パズル』などヒット作を立て続けに発表。10代を中心に圧倒的な支持を得る。映像化作品も多数。著書に『スイッチを押すとき』『その時までサヨナラ』『僕はロボットごしの君に恋をする』などがある。
■PVプロジェクトに参加するトップクリエーターのご紹介
作詞作曲 カンザキイオリ
ボカロP
2014年1月、ボカロPデビュー。
2017年に公開された「命に嫌われている」は現在約1,300万回再生を達成し、自身初の殿堂入りを果たす。以降、多くの人気曲を発表している。
「畢生よ」は、残機達と出会い、葛藤する主人公の姿を、歌詞に込めました。畢生よ、という話しかけるような題名は、主人公から残機達へ向けた問いかけと、決意を表してもいます。沢山の人に読んで、聴いてもらいたいです。
歌唱 花譜
バーチャルシンガー
日本の何処かに棲む、何処にでもいる、何処にもいない16才。
様々な偶然により発見された、類い稀な歌声を持つ次世代型バーチャルシンガー。
2018年10月、仮想世界を拠点としながら現実世界への活動を本格始動。
以来、彼女の歌声とSNSにアップされるリアルとバーチャルが融合されたミュージックビデオや写真が話題を呼び、フォロワーが急増。現在、YouTubeチャンネル登録者数は29万人を超えている。
友達が授業で本の紹介の時に紹介していたり、本屋さんでたくさん目にしたり、学校の図書室にあったり、めちゃくちゃといって良いほど山田さんの作品が身近にあります。たくさんの人にずっと愛されてきているのだなーと感じていて、そんな山田さんの作品に関わることができてとても嬉しいです。
イラスト 米山舞
「キズナイーバー」「海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと」「ヴェールドマン仮説」
人の一生にはそれぞれの選択、決断、積み重ねがあり、それがその人を形成している。今回の作品を読ませていただいて、そのことがとても大事に、愛おしく感じました。主人公や残機も、それぞれの登場人物にその一生が反映されたデザインになるように努めました。
花譜さんが歌うカンザキさんの心に迫る楽曲が素晴らしく、自分も聴きながらカバーを描かせていただきました。様々な意味合いを一枚に込めたのでぜひ細部まで見ていただけると嬉しいです。
CV Comming Soon
■書誌情報
タイトル:俺の残機を投下します
著者名:山田悠介
体裁:四六判/384ページ
予価:1,150円(税別)
ISBN978-4-309-02899-6
発売日:2020年7月14日より全国順次発売
※地域により差があります