専門知識無しでVR/AR/3Dコンテンツが簡単に作成できるプラットフォーム『Amazon Sumerian』が一般公開







Amazon Web Services(AWS)は、特別なプログラミングや3Dグラフィックスの専門知識無しでVR、AR、3D のコンテンツを短時間で簡単に作成出来るプラットフォーム『Amazon Sumerian』の一般公開を開始。
Amazon Sumerianで構築したコンテンツはOculus RiftやHTC Vive、iOSやAndroidなどの一般的なハードウェアで実行することが可能。
SumerianではFBX 形式やOBJ形式の3Dアセットファイルのインポートがサポートされており、Unityプロジェクトも近日中にサポートされるとのこと。
AWSアカウントがあればだれでも簡単に始める事ができます。

サンプルシーン


クリックすると、Sumerian で構築されたサンプルシーンが表示されます。最適な結果を得るために、Chrome や Firefox といった WebGL 互換ブラウザの最新版を使って表示してください。ヘッドマウント式ディスプレイでシーンを表示するには、WebVR 対応ブラウザを使用してください。

利点

VR/AR の専門知識は不要

Amazon Sumerian なら、誰でも VR/AR アプリケーションを作成できます。使用を開始するのに、プログラミングや 3D グラフィックの専門知識は必要ありません。Sumerian エディタを使用すれば、アプリケーションの作成、編集、公開をウェブブラウザで実行できます。

実物そっくりな人物


Sumerian では、シーンの説明やガイドを行う、ホストと呼ばれる 3D キャラクターを簡単に作成できます。さまざまな言語を話して動き回る実物そっくりなホストを作成し、ユーザーと会話させることができます。

没入型環境のデザイン


Sumerian を使用すれば、3D オブジェクトが配置され人物が動き回る、実物そっくりな 3D 環境を作成し、そのシーンにユーザーを没入させることができます。3D オブジェクトをインポートし、事前に読み込まれたテンプレートからシーンを選択できます。シーン内のオブジェクトの行動を制御するロジックをスクリプト化することもできます。

複数のプラットフォームでの実行

Sumerian はプラットフォームに依存しません。構築したシーンは、Oculus Rift、HTC Vive、モバイルデバイスなどの一般的なハードウェアで簡単に実行できます。Sumerian では、グラフィックレンダリングに WebGL JavaScript API、仮想現実デバイスに WebVR JavaScript API が使用されます。また iOS デバイス上での拡張現実のための ARKit フレームワークや、Android デバイス上での ARCore もサポートしています。

仕組み

アセットのアップロード


シーンで使用する 3D アセットをアップロードします。Sumerian では、FBX 形式や OBJ 形式の 3D アセットファイルのインポートがサポートされています。Unity プロジェクトも近日中にサポートされる予定です。

ホストの作成


シーンを説明する人物を作成します。外見を選択し、話す内容と行動を定義できます。

編集


シーンを編集します。シーンの背景を選択し、オブジェクトを追加して、それを動かすことができます。Sumerian のビジュアルエディタや JavaScript エディタを使用して、オブジェクトの行動を制御するロジックをスクリプト化することもできます。

公開


シーンを公開します。完成したシーンがクラウド内に保存され、固有の URL を使用してアクセスできるようになります。

デバイスでの実行


VR/AR またはモバイルデバイスで、WebVR 搭載ブラウザを使用して、シーンを実行します。Sumerian では、Oculus Rift、HTC Vive、モバイルデバイスといった一般的なハードウェアがサポートされています。

この記事に対しての一言

これは面白そうΣ【*゚д゚*】