株式会社IRIAM(本社:東京都渋谷区)が運営するキャラ配信アプリ『IRIAM』は、深層学習などの最先端技術の実用化をめざす株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、以下:PFN)の技術提供をもとに、表情も含めた「AIによる自動キャラモデリング技術」の世界初となるスマホの実用化水準でのサービス提供(βテスト)を開始いたしたことを明らかにしました(※2021年6月時点 IRIAM調べ)。
これにより、誰でも1枚のイラストを用意するだけで、AIのちからでキャラクターを表情豊かに動かし、『IRIAM』上での配信を可能にしました。また、IRIAM社では、事業拡大に伴い採用の強化にも注力しているとのことです。
■たった1枚のイラストが、表情豊かなキャラクターへと変身!
『IRIAM』は1枚のイラストと1台のスマホがあれば、誰でも気軽にキャラ配信ができるアプリです。
これまでは、目と口のみの自動モデリングしか叶わなかったところから、今回のPFNの技術提供をもとに、より豊かな表情が表現できる大幅なアップデートをいたしました。
この動画では実際に、1枚のイラストが最先端の自動モデリング技術によって、表情豊かに動きだす様子をご覧いただけます。
■世界初となる技術的アプローチ
手作業でのモデリングのコスト課題に対する「AIによる自動キャラモデリング技術」の実現への注目度は高く、これまでにも数多くのアプローチが試みられてきました。
しかし、その多くは生成に数時間がかかり、データ量の大きいキャラデータを扱うことになるため、スマホでのサービスの実用化水準には程遠い状態でした。
そこで私たちは、動画データではなくモーションデータを用いる『IRIAM』のキャラ配信システムの特徴(※2)を生かした、独自のアプローチを試みました。
それは、PFNの深層学習技術によるキャラクターの自動パーツ分けと、『IRIAM』独自開発の表情表現用モデリング/表情表現エンジンを組み合わせることにより、端末内でのシームレスなアニメーション描画を行う手法です。
この手法を用いると、従来のアプローチとは異なり「高速かつ軽量」な状態が実現できます。生成速度としては世界最速の約10秒(※3)、かつ描画データは約1MBに抑えられるのです。豊かな表情の生成も含めたかたちでスマホ上での実用化を行ったという点で、今回の取り組みは世界初の事例となります。
『IRIAM』では今後も、より感情豊かなキャラ表現を実現するために、AIによる自動キャラモデリングの改善を続けていく予定です。
※2 IRIAMでは、動画データではなくモーションデータを用いる「モーションライブ方式」という独自の配信システムによって、低遅延、低通信量、高画質な配信を実現。特に、通信の遅延に関しては世界最速(当社調べ)の約0.1秒。
※3 キャラクター生成に限る(当社調べ)
■「ライブの時代」に急成長を続ける株式会社IRIAM
株式会社IRIAMは、スマホひとつでいつでも・だれでも・どこでもキャラ配信を楽しめるスマホアプリ『IRIAM』を運営しております。
ライブ配信市場は一層拡大しており、『IRIAM』はキャラ文化という日本で独自の発展を遂げたジャンルの担い手として近年急成長を遂げています。
組織の特徴としては、社内の50%以上が開発メンバーで構成された自社開発型の体制で、ベンチャーならではのスピード感を重視。時代に合ったフルリモート制の導入なども柔軟に行っており、今後一層の採用強化を行って参ります。
採用の詳細と応募はこちらから!
https://hrmos.co/pages/zizai/jobs?category=1432899319018807296
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