”そこにいる”を感じ取れるリアルイベント『ゼロパ！Vol.3』オフィシャルレポート

バーチャルタレントのプロデュースを行うZERO Projectは、8月16日（金）に秋葉原エンタスにてリアルイベント『ゼロパ！ in エンタス Vol.3～仮想と現実の狭間で踊りましょう～』を開催しました。

本イベントはZERO Project所属のVTuberと数名のゲストを招き、毎回コンセプトに沿った企画を行うオフラインイベントです。第3回目となる今回は初の音楽イベントに挑戦し、「朝ノ瑠璃」や「星乃めあ」、「陽向ここみ」、「モノクロあいのす。」が出演。MCを所属VTuberの「紡音れい」が担当し、それぞれ20分枠で3曲を披露しました。

開演後、最初に登場したのは「紡音れい」。”天才美少女mix師”として2019年5月20日にデビューし、これまでに自身がmixを手掛ける「紅蓮華」や「劣等上等」を投稿し、YouTubeやSHOWROOM、SNS等で勢力的な活動を行っています。

ステージに現れると、会場に訪れた観客に向かいお馴染みの挨拶を行い、「エージェント夜を往く」「アイのシナリオ」「空色デイズ」と、本人の好きなアニメソングを歌唱。初音楽ライブとは思えぬ堂々としたステージで会場を盛り上げました。

続いて登場したのは、「白音こゆき」と「黒音よる」によるユニット「モノクロあいのす。」。
「紡音れい」とイラストレーター（空4さん @Sora4_164）が同じこともあり、日頃から交流のある2人に出演頂きました。1曲目の「ロキ」では、本人たちが制作した背景イラストをバックに賑やかで楽しいデュエットを披露。2曲目、3曲目も思わず笑顔になってしまうステージを繰り広げ、終始大きな歓声が上がっていました。

3組目はアイドルVTuberの「陽向ここみ」が登場。今回リアルイベントが初めてとは思えぬほどに歌やMCで観客を魅了しました。途中「クマSUN」による映像ジャックが入り、交流のあるVTuberたちからのメッセージのサプライズが行なわれるなど、歌だけではない”アイドル”の姿がそこにはありました。

4組目はバーチャルシンガー「星乃めあ」が登場。オリジナル曲「サマー☆フロート」の披露や、「Step up Super Star!!」でのコール＆レスポンスなど圧巻のパフォーマンスを見せ、会場が青いサイリウムに染まりました。ちなみに「God knows…」は彼女が3Dを披露する際に歌った曲で、先月26日に活動1周年を迎えた星乃めあの軌跡を感じさせる素晴らしいステージでした。

そしてトリを飾ったのは「朝ノ瑠璃」。流石のパフォーマンスと歌唱力で瞬く間に会場の空気を自分色に染め上げ、これまでにない盛り上がりをみせていました。最後の「泡沫夢幻」では「るりゃおい！」の掛け声で会場が1つとなり、まさに仮想と現実が重なり合った瞬間となりました。

ライブパート終了後には出演者全員が登場し、今回のイベントの感想や告知を行いました。紡音れいはコラボ歌ってみた動画の公開、白音こゆきは「BILIBILI WORLD 2019 広州」への出演、陽向ここみはまもなく3D化、星乃めあはclusterにて1st VR LIVEの開催、朝ノ瑠璃はバーチャルスナックへの出演などが発表されました。