10月13日(土)、バーチャルナースの名取さなと有閑喫茶あにまーれの因幡はねるのコラボ企画「さなねる診療室 リターンズ！」が放送された。
前回の放送から約2か月が経ち、どこかまだよそよそしかったあの頃がもはや懐かしく感じるほど親密になった二人が再び診療室をオープン。
今回は待ちに待ったコラボの感想と、二人に感じた距離感の変化について書いていこうと思う。
目次
二人が”親友”になるまでの道のり
2018年8月5日に行われた二人の初コラボ企画「さなねる診療室」では、まだデビューから2か月も経っていない新人VTuber因幡はねると、個人勢としてトップクラスの人気を誇る名取さなとの間にまだ”壁”があるように思えた。
※胸部のことではない。
それもそのハズ、当時の二人には余りに人気(チャンネル登録者数など)の差がありすぎた。
もちろん名取さな本人や二人のファンの中にそんなことを気にする者などいないのだが、因幡はねるの心理としてはどうだろう？
そもそもの出会いとして、デビュー配信からずっと自分の事を見てくれ、自身のチャンネルにて紹介までしてくれた憧れのVTuber「名取さな」が、企業勢とはいえなんのメリットもない駆け出しVTuberとコラボしてくれるというのだ。
引け目を感じるとは言わずとも、”対等に”というわけにはいられなかっただろう。
実際に、今現在の因幡はねるを見ていても名取さなの影響が見て取れる。
しかし、今やそんな因幡はねるもチャンネル登録者数4万5千人を超え、今をときめく人気VTuberたちが集結した「秋フェス2018秋」に参加するなど、名実ともに人気VTuberとなった。
肩書きではなく、彼女に足りなかったものはおそらく”自信”だったのだろう。
今回のコラボでは放送開始前から名取さなと通話を楽しんでいたことを嬉しそうにリスナーに報告し、登場した名取さなと軽口をたたき合うなど、”憧れの人”ではなく、そこには”仲の良い友達”として接する因幡はねるの姿があった。
仲の良さが伝わった1時間半
放送前の会話でもう喋ることがなくなったなどと言っていたが、二人のお喋りは配信中でもずっと止まることはなかった。
因幡はねるが名取さなの胸部をいじるブーメラン芸を行ったかと思えば、名取さなも自分のことを「実質あにまーれ（うーぱーるーぱー）」と称するなど、二人の親密度の高さが会話から滲み出ていた。
本当に二人は親友になれたのだと思うと涙腺が緩んでしまう、歳かな。
「さなねる診療室」はリスナーからマシュマロでおくられたお悩み相談を二人が解決していくという趣旨の企画であったが、そんなことはお構いなに喋り続ける”ただの友人同士の会話”に対してコメント欄に「てぇてぇ」が溢れかえっていた。
1時間の配信で消化した相談は7件。
しかし、それでも十分すぎるほど幸せな時間を与えてくれた二人に、心から感謝したい。
企業と個人の垣根を超えた二人の友情を、これからも見守っていきたいと思う。
ななしさん、二人の結婚式にはぜひ記者として呼んでください。
「なにがあっても、さなちゃんのお友だちだからね。」
これは完全に余談ではあるが、因幡はねるが放送終了直前に言い放った言葉を聞いて違和感を感じたリスナーは多いのではないだろうか。
「さなちゃんちゃんと帰れたかな？ねるはなにがあっても、さなちゃんのお友だちだからね。」
名取さなが帰る際に言った「お迎えが来る」「外出許可」というワードも気になるところだ。
コラボ前日の公開された謎の動画が急に頭をよぎった。
あれが一体どういう意味を差すのか真相はわからないままだが、どうか二人が幸せに、これからもコラボを続けてくれることをただただ祈るばかりだ。
Vティークの「さなねる診療室出張版」も忘れずに
二人の対談企画「さなねる診療室出張版」が掲載されるコンプティーク増刊号「Vティーク vol.2」が11月10日発売。
Vティーク vol.2には名取さなの「フラットマウスパッド(仮)」が付録としてついてくるのでさなねる派はお見逃しなく。
関連記事：『Vティーク』vol.2が11月10日(土)発売決定 特別付録に名取さなの”フラット”マウスパッド(仮)が登場
また、電撃マオウ12月号より計3回に渡って名取さなのコミックが掲載予定。
毎回異なる作家のコミックが登場し、初回はえかきびと先生（@ekakibit）が担当するそうだ。
こちらも忘れずにチェックしておこう。
Text by ZERO
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前回の放送を見ていない方は、10分まとめ動画も公開されているので是非そちらも視聴してみてほしい。
