世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット5」来場者数は延べ100万人超え!次回は2021年6月に開催を予定







株式会社HIKKYは、バーチャルリアリティ(VR)空間上で行われる世界最大級のイベント「バーチャルマーケット5」を2020年12月19日から23日間開催し、過去最大の延べ約100万人を超える来場者数を記録したことを明らかにしました。(※VRchat社協力による算出)また、次回「バーチャルマーケット」を2021年6月に開催を予定していることを発表しました。

バーチャルマーケット5会場内で楽しむ来場者たち

以下プレスリリースより引用。

■“初”の試みが目白押しだった、「バーチャルマーケット5」

「バーチャルマーケット5」では73の企業・アーティストと、1100を超える一般サークルが出展。
さまざまな出展企業による“初”の試みが行われました。VR空間で企業間を繋ぎ、HIKKYの持てる技術で革新的なXR事業を創出する「XRオープンイノベーション」についても多くの取り組みが行われました。その一部をご紹介します。

■ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

バーチャルディズニーストアを初出展。「UniBEARsity(ユニベアシティ)」のぬいぐるみをはじめ、ファッション、ライフスタイル雑貨などを3Dモデル化。来場者が実際の商品のように3Dモデルを手に取ったり、写真を撮ったりして楽しむことができるブースが大好評でした。また、その場でディズニー公式オンラインストア「shopDisney(ショップディズニー)」に移動して購入することもでき、リアル商品の販売も行いました。また、「ディズニー」に加え「マーベル」と「ディズニー ツイステッドワンダーランド」エリアもご用意。さらに、「#Virtualdisneystore」を付けてSNSでシェアした画面を実店舗で見せると、お買い上げ金額から10%OFFするキャンペーンも実施しました。

©Disney(バーチャルディズニーストア外観)

©Disney(バーチャルディズニーストア店内) ©2021 MARVEL(「マーベル」エリア)

■株式会社ビームス

初となるバーチャルショップを展開。東京・原宿に実在するBEAMS HARAJUKUを再現した外観でガラス張りの2層構造のバーチャルショップでは、実際に社員がリアルタイムで操るスタッフアバターが来場者をお迎えし、コミュニケーションを行いました。同店舗内では、ゴジラやニーア オートマタ、ももいろクローバーZとのコラボレーションアイテムやイベントオフィシャルTシャツに加えて、3Dアバターも販売されました。
期間中は4回に渡ってももいろクローバーZのメンバーがそれぞれのアバター姿で登場したほか、店舗横に設置されたロケットの打ち上げ体験など、バーチャルならではのサプライズコンテンツが好評を得ました。HIKKYの行うXRオープンイノベージョン施策(VR空間で企業間を繋ぎ、HIKKYの持てる技術で革新的なXR事業を創出する取り組み)により、多くのXR空間内企業間コラボレーションを実現しました。

(上段:バーチャルビームス外観 
 下段左:ビームススタッフアバター/下段右:バーチャルBEAMS内で楽しむ来場者たち)

■東宝株式会社

『ゴジラ』のブースを初出展。ブース内から屋上につながるエレベーターに乗ると、ビル屋上からゴジラが街を破壊してまわる瞬間を目撃できるVR映像体験が大人気でした。
同ブース内ではゴジラの3Dアバターや3Dアクセサリーが販売され、ユーザー自身がゴジラになりきってVR空間上を歩き回るという体験も提供致しました。

©TOHO CO., LTD.(バーチャルマーケット5内「ゴジラ」ブース)

■Oculus from FACEBOOK
■株式会社ビックカメラ

海外でも活躍している世界的なギタリストMIYAVIによる「リアルとバーチャルを繋ぐ」をコンセプトとしたライブパフォーマンスを体験できる会場を制作しました。本イベントはMIYAVI本人も企画から参加。特設VR会場では、360度様々な方向からパフォーマンスを行うMIYAVIが迫りくるような、VRでしか体験できない先進的な演出を行いました。既存のファンだけでなく、バーチャルマーケットに来場するテッククリエイターやイノベーター、テクノロジストといった本来あまり接点のないユーザーとの垣根を超越した、新しいエンターテイメントの形を実現させました。

(MIYAVIバーチャル会場内の様子)

■株式会社ニッポン放送

株式会社ニッポン放送は、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるようになるための基金を募るキャンペーン活動「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の一環として、バーチャルマーケットに出展しました。
ブース内では「Kis-My-Ft2」「SixTONES」メンバーがアバター化して登場し、挨拶コメントを聴くことが出来るだけでなく、チャリティグッズとして、 「Kis-My-Ft2」「SixTONES」のメンバーがデザインされた「ありがとう壁紙」を販売。購入者は、パーソナリティたちに囲まれた雰囲気を味わえる「ありがとう360°動画」を体験できる仕組みが参加者に好評でした。

(バーチャルマーケット5 株式会社ニッポン放送ブース)

■株式会社大丸松坂屋百貨店

「バーチャル大丸・松坂屋」には、年末年始のごちそうグルメがずらりと並びました。カニ鍋やローストビーフ、グラタン、アイス、ワインなど厳選8アイテムの、今シーズンならではの特別なグルメがその場で購入可能なブースを展開。リアル食品の販売はバーチャルマーケットで初の試みとなりました。さらに、大丸松坂屋百貨店公式キャラクター「さくらパンダ」の3Dモデルを無料配布。なお、店舗は老舗ならではの演出として、大丸松坂屋百貨店の江戸時代の資料を使用し、浮世絵の店舗画を背景とした屋台風のものが人気となりました。

(上段・下段左:バーチャルマーケット5内バーチャル大丸・松坂屋ブースの様子
 下段右:リアル商品として販売されたカニ鍋)

■阪神百貨店

​オリジナルブースでは、行列ができる大阪の味「阪神名物いか焼き」、大阪の都市型ワイナリー「フジマル醸造所」、日本育ちのバームクーヘン「クラブハリエ」など、食の阪神百貨店がオススメするグルメをブース内でご紹介。その他にも、ブース内では2016年にブルーリボン賞を受賞した阪神電車5700系のミニチュアが走る様子を見ることができるコーナーを設置。
また、2022年春に完成予定の「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」(低層階:阪神梅田本店、高層階:オフィス)が1/100スケールでバーチャル上に登場しました。阪神百貨店のナビゲーターとしてSNSなどで阪神のお菓子情報を発信している実在のスタッフ「おやつ少年こっしー」もアバター販売員として登場しました。

(バーチャルマーケット5内 阪神百貨店ブース内の様子)

■アークシステムワークス株式会社

2021年4月9日に最新作『GUILTY GEAR -STRIVE- 』をリリースを予定しているアークシステムワークスがバーチャルマーケット5に初出展。ブース内では、GUILTY GEARのエフェクトや演出でゲームの登場キャラクターになることのできる『GG体験ブース』や、『GG漫画閲覧コーナー』、そして歴代の人気キャラクターの3Dアバターの展示と販売が行われました。また、『GUILTY GEAR -STRIVE- 』に関するアンケートに答えてくださった方全員に、人気キャラクターたちが使う武器の3Dグッズをプレゼントするキャンペーンも実施しました。

© ARC SYSTEM WORKS(バーチャルマーケット5内 アークシステムワークスブースの様子)

■ファンタシースターオンライン2

『PSO2』で知られる、セガが運営するオンラインRPGの『ファンタシースターオンライン2』もバーチャルマーケット5に出展。同作から、記憶喪失の少女・マトイと、スマートフォン版『PSO2es』に登場したジェネの3Dモデルを販売致しました。

(バーチャルマーケット5内 ファンタシースターオンライン2の様子)

■バーチャルマーケットとは

VR空間上にある会場で、出展者と来場者が、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PCなど)を売り買いできるイベントです。その他、バーチャル空間上で乗り物に乗ったり、映像を見たり、来場者間でコミュニケーションを楽しむことなどが可能です。
VR機器やPCから気軽に誰でも参加することができ、開催期間中は24時間運営されていることから、日本はもとより世界中から延べ約100万人を超える来場者が集まる、世界最大のバーチャルイベントです。
2020年11月国際的なVR表彰式「VR AWARD」にてマーケティング部門最優秀賞を受賞しました。また、日本国内のXR CREATIVE AWARD 2020においても最優秀賞を受賞しています。

(XR CREATIVE AWARD 2020の様子)

■次回「バーチャルマーケット」開催概要

主    催:VR法人HIKKY
会    期:2021年6月開催予定
詳細は追ってプレスリリースにて発表させて頂きます。

■関連リンク

株式会社HIKKY

参考株式会社HIKKY プレスリリース